
彩りや栄養バランスが気になって、お弁当作りに熱を込めすぎて疲れてしまう。初日に張り切りすぎると、つらくなってくる……そんな人は、いっそ、ラクな「1品弁当」を取り入れてみてはいかがだろうか。
2021年3月29日『たっきーママの ラクさ最強! 夢の1品弁当』(扶桑社)が発売された。これまで1万個以上のお弁当を作ってきたお弁当の達人・たっきーママこと奥田和美さんによるレシピ本だ。

奥田さんのInstagramには下記のような悩みが寄せられるという。共感できる人も多いだろう。
●お弁当の彩りや栄養バランスが気になる
●お弁当のすき間を埋めるためにおかずがたくさん必要になる
●段取りが悪くて時間がかかる
●新しいおかずを作ると子どもがあまり食べてくれないので、おかずがマンネリになってしまう
こうした悩みに、奥田さんは次のようにコメントしている。
「おかず1品のお弁当って、手抜きに見えやしないかと気が引けてしまう人もいますよね。でも、お家やお店で食べるお昼は、ラーメンやチャーハンといった1品のことも多いですよね。それなのに、なぜお弁当だけは何品も入れないといけないのか!?お弁当も1品でええやないか!」
たしかにその通りだ。お弁当だからといって品数にこだわる必要はなさそうだ。
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栄養バランスは朝と夜の食事で調整できるので、お弁当のおかずは1品で十分。子どもや夫が好きなものをおいしく食べられて、作る人もラクに。ストレスなくお弁当作りを続けていくことがなによりも大事だという。
本書に掲載されているお弁当レシピには、複数の調理器具は不要。段取りに悩むこともない。さらに、彩りは青じそ、ミニトマト、ごま、梅干し、ゆで卵、しばづけなど調理せずに使えるものばかり。夢のようなお弁当だ。
掲載レシピを一部紹介していこう。忙しい朝にもサッと作れそうだし、カラフルでおいしそうだ。
「豚肉×さつまいもの甘酢照り焼き」

詰め方でまさかの2品に見せる1品弁当!お肉とさつまいもを一緒に炒めるだけで完成!
「鶏からパプリカ酢鶏」
