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西かがわリトルシニアvs宇和島ボーイズ

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西かがわリトルシニアが創部4年目で初優勝&ジャイアンツカップ初出場!

少年硬式野球四国選手権初優勝・ジャイアンツカップ初出場を果たした西かがわリトルシニア
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 今回で第12回を迎え、いまや愛媛県松山市の松山中央公園野球場 (坊っちゃんスタジアム)周辺における四国地区中学硬式野球の恒例行事となった「少年硬式野球四国選手権大会」。過去には第1回大会準優勝投手のオリックス・バファローズ・澤田 圭佑投手(えひめ西リトルシニア出身)をはじめ、第3回大会で松山坊っちゃんボーイズのエースだった東北楽天ゴールデンイーグルス・安樂 智大投手、第8回大会MVPの東京ヤクルトスワローズ・武岡 龍世遊撃手(徳島ヤングホークス出身)など、NPB、社会人野球、大学野球の世界で活躍する選手も多数輩出している。

 昨年は8月に3年生卒団記念として愛媛県内チーム22チームによる「ベースボールデイズ~野球とともに、仲間とともに~」が行われたものの、コロナ禍により大会自体は中止。2016年から続く「ジャイアンツカップ四国地区予選」も兼ねて4月3日(土)・5日(月)・6日(火)の3日間に渡り新型コロナウイルス感染拡大防止策に万全を期した2年ぶりの大会では、四国全県から集った36チームによって「野球をできるよろこび」を身体いっぱいに表現した熱戦が続いた。

 決勝戦は宇和島ボーイズ(愛媛)と西かがわリトルシニア(香川)のカードとなった。いずれも初の決勝進出ながら準決勝まで投打のバランスに優れた両チームは、終盤まで緊迫した戦いを展開。その中で宇和島ボーイズは3回裏に併殺崩れで先制点を奪ったが、西かがわリトルシニアも6回表二死一・三塁から「ランナーが出ても気にすることなくストレート中心を心がけて」粘りの投球を続けていた6番・入谷 燈莉(3年)が中前打を放ち同点。

 さらに土壇場の7回表には二死満塁から3番・藤原 海斗(3年・捕手)が「外角のストレートを思い切り振ってバットの先に当たった」打球が右翼線にポトリと落ちる勝ち越し2点打となり、その裏を入谷が抑えた西かがわリトルシニアが大会初優勝・ジャイアンツカップ初出場の栄冠を手にした。

 その西かがわリトルシニアは2018年1月に創設。少年軟式野球チーム・松崎シャークス(三豊市)を15年近く率いていた藤原登喜男氏が「中学部活動の人数も減ってきていたので、中学硬式野球チームを作ることで底上げをしようと思って」丸亀商(現:丸亀城西)の恩師だった当時・四国学院大監督の橋野 純氏(2019年逝去)に相談したところ、四国学院大との連携・グラウンド提供を逆提案され今に至ることに。昨年はチームトップの球速を誇る中浦徳郎(3年)いわく「打撃投手も務めて頂いたし、スライダーの握りも教えてもらった」水上 由伸投手(埼玉西武ライオンズ)との交流も持つなど、彼らは高レベルの野球を居ながらにして学んできた。

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 その成果を発揮するべき舞台が「ジャイアンツカップ」。左腕としてマウンドに立つと同時に極めて珍しい「左投左打1番・遊撃手」を務め、大会MVPも獲得した主将・百々愛輝(3年)も語った「一致団結」をテーマに、創部4年目の新鋭・西かがわリトルシニアは、四国に続いて全国の舞台でも旋風を巻き起こす。

(取材=寺下 友徳)

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