
「小顔になりたい」「くまを目立たなくしたい」など、メイクでかなえたいことは人それぞれ。悩みに応じたメイクを独学で実践するのは難しい。今回は、様々な悩みを解決に導き、自分に合うメイクができる本を紹介する。
2021年3月18日『劇的変身!ビフォーアフター 一番キレイな自分が即できる 神ワザメイク教室』(学研プラス)が発売された。本書では、30代、40代、50代の一般読者体験者が驚きの変身を遂げたメイクを自分できるようになるテクニックを紹介している。

指南するのは、ヘアメイクアップアーティストのEitaさんだ。Eitaさんは、パリコレで20年以上活躍し、テイラー・スウィフト、カトリーヌ・ドヌーブ、ジョニー・デップ、アナ・ウィンターら海外セレブから、鈴木京香さんや松任谷由実さんら国内で活躍する芸能人まで、多くの著名人のヘアメイクを担当し、豊富な経験を持つ。世界に通用するヘアメイクのプロフェッショナルだ。

本書のテクニックがあれば、「目が二重じゃない地味顔だから」「歳のせいでしみもたるみもあるし」などのあきらめ声が吹き飛ぶ。基本のテクニックを習得することで、生まれつきの顔立ち、肌質、年齢に関係なく、「キレイ」が実現するという。
テクニックは写真だけでなく、動画でも丁寧に解説されている。その一例を紹介しよう。モデルは一般の読者体験者だ。
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まずは30代2児のママ。出産後にシミが目立つようになったという高橋さんは、「ヨレっと見えない、ちょっと素敵な印象になりたい」とオーダー。
そこでEitaさんは、高橋さんの眉の毛流れと肌の透明感、高い頬の位置を生かしながら、ぼやけた目もとを黒で締めてくっきりとさせ、顔全体に血色の気配を感じさせるリップをオンした。

その結果、肌や目もとにお疲れ感が定着してぼんやりした印象だったが、メイク後はパッと華やかで清潔感のある美人顔に変身!
とはいえ「30代なら、しわもたるみもないし、まだいいじゃない」と思うが、Eitaさんのテクニックは40代、50代で真価を発揮する。
40代会社員の山本さんは、「仕事が多忙でスキンケアをさぼり気味」で垂れてきた頬、肌荒れがお悩み。
「鼻の下が長くなって上唇も薄くなってきますよね。年齢による変化は自然のことと受けとめてメイクでカバーしましょう」
とEitaさん。
