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もしも火星に移住するなら耐震構造の建物が必要なようだ。火星で地震活動が2度検出される(NASA)

カラパイア

火星で大きな地震が2度観測される
photo by Pixabay

 火星は乾燥した既に死んだ惑星、そんな風に思っているなら大間違いだ。火星は生きて活動を行っている。

 その証拠につい先日、そこに地質活動があることを証明する「強く、明らかな地震」が2度も検出されたばかりだ。火星だから火震と表現した方がいいのかな?

 とにかく将来火星に移住するのなら、耐震構造の建物が必要となるだろう。

火星探査機が2度の地震を検出


 NASAによると、火星探査機「インサイト」によって地震が観測されたのは3月7日と18日のこと。発生地は「ケルベルス地溝帯」で、震度はそれぞれマグニチュード3.3と3.1だった。

 ケルベルス地溝帯は地殻が引っ張られることで形成された1235キロにわたる亀裂だ。ここでは、振動による地滑りが起きた証拠とされる崩れた岩石も見つかっている。


InSight Starts Burying Seismometer’s Cable


火星の火山活動。既に500回を超える地震を観測


 なお火星で揺れが観測されたのはこれが初めてではない。それどころか、インサイトは2018年11月にエリシウム平原に着陸して以来、500回を超える地震を観測している。



 このことは火星の地下で、地球のように溶けたマグマが移動するといった、火山活動が起きている可能性を示唆している。

 2018年には火星南極で地下湖が発見されているが、これも地下のマグマによって形成された可能性がある。地下湖の形成には熱源が必要だが、マグマ以外には考えつかないからだ。

火星の火山活動
photo by iStock

 ちなみに火星はこれから地震観測の繁忙期を迎えるという。

 インサイトが着陸した地域は、冬になると非常に風が強くなる。すると地震計がカタカタと揺れてしまうので、地震の計測ができなくなってしまう。だから地震を調査するには、風が落ち着くこれからの季節がチャンスなのだそうだ。

 「ずっと風のノイズばかり記録されてきましたが、ようやくまた地震の観測ができるようになるので嬉しいですね」と、インサイトチームの地震学者ジョン・クリントン氏はコメントしている。

References:NASA/ written by hiroching / edited by parumo

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