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延長15回の余波!? 長時間ゲームだらけの1990年シーズン【プロ野球回顧録】

週刊ベースボールONLINE

最初は無制限の方針



ヒーローインタビューを受けるパチョレック。最後まで見届けたファンは7198人

 セ・リーグは1989年暮れの理事会で「延長回数、時間ともに無制限として引き分けをなくす」方針を決めた。ところが90年1月、警視庁から「引き分け廃止によって、試合が長時間に及ぶ場合、防犯や交通面から問題が多い」と、これに待ったがかかった。セ・リーグは次に「延長18回まで」としたが、球場周辺住民の反対が多かったため、「延長15回まで」の方針を打ち出した。結局「延長は15回まで、引き分けは再試合」と正式に決まったのは開幕2日前の4月5日だった。

 5月2日、広島対横浜大洋戦(広島)は、延長15回の攻防になった。試合時間は5時間24分。従来の最長時間試合記録だった。88年8月4日の中日対横浜大洋戦(12回)の5時間21分を破る新記録である。

 だが3カ月後、その記録はあっさり更新される。8月4日の横浜大洋対中日戦(横浜)。午後6時20分に始まった試合は5対5のまま延長に入った。午後10時半には未成年者に帰宅を促すアナウンス。スクリーンには最終電車の時刻が映し出され始めた。15回裏、横浜大洋・パチョレックがサヨナラ打を打ち試合が決まったのは、午前0時11分のことだった。

写真=BBM

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