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これが宇宙の神秘なのか?ブラックホールや銀河が奏でるシンフォニーを聴いてみよう(NASA)※要音声

カラパイア

ブラックホールと銀河の音をNASAが作成
photo by iStock

 真空の宇宙ではどんなに叫ぼうが喚こうが、その声が聞こえることはない。だが、ここ地球でなら銀河やブラックホールの声を聞くことができる。

 データの可視化はよく聞くが、音への変換はやや珍しいだろう。こうしたプロセスを「データ・ソニフィケーション(可聴化)」というが、NASAでは、チャンドラX線観測衛星などが集めたデータをもとにそれを行なっている。

 今回発表された宇宙のシンフォニーは、「チャンドラ・ディープ・フィールド・サウス」「キャッツアイ星雲」「子持ち銀河」の3つの領域から届けられたもの。みんなの耳にはどんな印象を残すだろうか?

Chandra Deep Field South

チャンドラ・ディープ・フィールド・サウス


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NASA

 南半球にある小さな領域「チャンドラ・ディープ・フィールド・サウス」の画像は、X線で撮影されたものとしてはもっとも深いもので、チャンドラが700万秒以上かけて観察した成果だ。

 一見星々の画像に見えるが、そこで輝くほとんどの点は、ブラックホールか銀河である。しかも前者はただのブラックホールではなく、大半が銀河中心にある超大質量ブラックホールだ。

 どこか80年代のSFサントラを彷彿とさせる響きは、色によって音色が表現されている。赤に近いほど低音、紫に近づくほど高音になる。音の周波数の広さは、チャンドラのX線周波数をフルに活かした結果だ。


キャッツアイ星雲


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credit:esa

 太陽のような恒星がヘリウムを使い果たすと、ガスと塵でできた巨大な雲が噴出される。まるでネコの目のようなキャッツアイ星雲もそうやってできた。

 この画像は、チャンドラがX線で捉えたデータと、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた可視光を合成したもの。

 音ゲーのようなチャンドラ・ディープ・フィールドとは違い、こちらのシンフォニーは、まるでレーダーのように時計回りにスキャンすることで奏でられている。中心から遠い光ほど高音で、明るいほど大きな音になる。


子持ち銀河


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image by:NASA and European Space Agency/wikimedia

 渦巻銀河の「M51」は、伴銀河がまるで子供のように見えるため「子持ち銀河」とも呼ばれている。

 キャッツアイ星雲のときと同じく、レーダーのようにデータをスキャンしているが、こちらは短調が採用されており、少し薄気味悪さを感じさせる仕上がりだ。

 光の各種波長(赤外線、可視光線、紫外線、X線)を、異なる周波数に割り当てたもので、ヒューンという緊迫感ただよう響きに、銀河に散りばめられているコンパクトな光源がアクセントを添える。

References:Chandra :: Photo Album :: Sonification Collection/ written by hiroching / edited by parumo

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