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「第4波」感染列島なのにスポンサー主導の「聖火」に怒り 患者急増の大阪で中止に追い込まれる?(1)

J-CAST会社ウォッチ

新型コロナウイルスの感染拡大が全国で止まらない。大阪府では2021年3月31日、新規感染者数が599人と第3波のピークとほぼ同じ状況に達した。

吉村洋文大阪府知事は、緊急事態宣言が出されていなくても集中的な対策が可能になる「まん延防止等重点措置」(通称:マンボウ)の適用を政府に求め、菅義偉首相も認めた。マンボウの適用は全国初だが、宮城、沖縄、兵庫、愛知などにも追随する動きがある。

そんななか、福島、栃木、群馬で「密」を生み出している聖火リレーに批判が殺到している。中止か、続行か――。

五輪組織委員会側は、

「県民の健康を預かる知事にご判断をいただきたい」

と、通過する都道府県の知事に下駄を預けた形だが、最後まで続けられるのか?

第3波のピークに近づいた関西圏


「まん延防止等重点措置」の要請を決めた吉村洋文知事

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爆発的な感染が広がっている大阪府では3月31日、新型コロナウイルスの新規感染者数が599人に達した。これは東京都の414人を大きく上回る。大阪府で500人以上の感染が確認されるのは1月23日以来だ。

また、隣接する兵庫県も同日、新たに211人の感染が確認された。こちらも1日の感染者数が200人を上回るのは231人だった1月28日以来、約2か月ぶりだ。ともに第3波のピークに戻り、関西圏のリバウンドがはっきりした形だ。

大阪府の吉村洋文知事は同日、対策本部会議を開き、緊急事態宣言が出されていなくても集中的な対策を可能にする「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請することを決めた。

またこの日、青森県も過去最多の81人、宮城県でも過去最多の200人と東北地方にも第4波が広がった。感染の再拡大が全国に広がっている。朝日新聞(3月30日)「『第4波』知事に危機感 大阪『今週が山』宮城『病床、余裕ない』」では、大阪府の吉村洋文知事だけではない、感染のリバウンドに危機感を表明した知事たちの声を、こう紹介した。

愛知県・大村秀章知事「間違いなくリバウンドに入った」
兵庫県・井戸敏三知事「警戒水域をもう超えているかもしれない」
愛媛県・中村時弘知事「この1、2週間がヤマだ」
沖縄県・玉城デニー知事「第44波が到来したと言わざるを得ない」

そして、こう続ける。

「宮城県の村井嘉浩知事も3月29日の会見で『仙台圏では病院のベッドがほとんど埋まり、余裕がない』と警鐘を鳴らした。東京都でもリバウンドの傾向は明らかだ。『ワクチンがない状況でどうこらえていくのか。重要な時期だ』と小池百合子知事は語った」

増加中の変異ウイルス、なぜ東京は少ない?


感染が急拡大している大阪(写真は、大阪のシンボル通天閣)

それにしてもなぜ、急拡大に入ったのか――。変異ウイルスの強い影響が考えられるが、どのくらいの割合でまん延しているのか、これから調べようというありさまだ。

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