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な、なんだってー!アメリカの上空に帯状に流れる無数の光が出現。分裂して落下したその物体の正体は?

カラパイア

アメリカの夜空を照らした謎の光の集合体

 3月25日の夜(現地時間)、アメリカ・オレゴン州ポートランド、ワシントン州シアトルの夜空を照らす、奇妙な光の集合体が通過した。

 帯状に流れていくそれらの物体はやがて分裂し散っていった。多くの人が目撃し、スマホで撮影された動画がいくつもSNSに投稿された。

 果たしてこの物体は流星か?それともUFOなのか?のちに国立気象局(NWS)とハーバード大学の天文学者の調べでその正体が明らかとなる。

UFOか、UFO以外か?


 未確認飛行物体には2種類しかない。UFOか、UFO以外か。どっかのローランドめいたセリフになってしまったが、何が起きてもおかしくない2021年だもの、この不思議な発光体が未知との遭遇である可能性を疑ってしまうのはしかたがない。

 目撃者はその物体を撮影し、次々とSNSでシェアした。

 これは確かに見ごたえのある映像だ。UFO映像にありがちの不鮮明さはなくはっきりと、帯状に流れる発光体がとらえられている。

 
 発光体集団はやがて分裂しながら散っていったようだ。


 国立気象局(NWS)にはこの物体の正体は何なのか、目撃者から多くの問い合わせの電話がかかってきたという。


その正体はSpaceX社のロケットの破片である可能性が高い

 
ではその正体は何だったのだろう?流星とか隕石落下とかの可能性が高そうだが、そうではなかったようだ。

 ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者、ジョナサン・マクドウェル氏によると、これらは3月初旬にスターリンク衛星の打ち上げに使用されたSpaceX社のファルコン9ロケットが軌道離脱燃焼にに失敗し、軌道上に再突入したものだという。

 軌道離脱燃焼とは、軌道操縦システムのエンジンを短時間で噴射し、宇宙船の速度を地球に降り始めるのに十分な速度に落とすことだ。

 エンジン1基を搭載した第2段階では、ロケットを軌道に導いた後、通常は大気中で崩壊し、宇宙ゴミとなる。だが軌道離脱燃焼に失敗したため落ちてきてしまったようだ。

 また、国立気象局(NWS)のチームも、公式な確認を待っているとしながらも、”広く報道されている空の明るい物体は、軌道離脱燃焼に失敗した第2段階のファルコン9ロケットの残骸である “と述べた。また、この破片が地面へ落下する心配はないという。
References:mashable / written by parumo

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