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2022年末までに新型コロナは収束し世界は正常に戻るだろう。ビル&メリンダ・ゲイツ財団の予測

カラパイア

2022年に新型コロナへの集団免疫の獲得すると予測するビル・ゲイツ
photo by iStock

 日本では全国で緊急事態宣言が解除されたが、感染者数は下げ止まっている。世界的に見ても新たに感染者数を増やしている国もあるようだ(世界における新型コロナウイルスの感染状況・グラフ・地図参照)。では一体、コロナ禍はいつになったら終息するのか?

 2018年に、今後10年以内に疫病が流行することを予測したビル・ゲイツと妻メリンダによって創設された世界最大の慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」のメリンダ・ゲイツ氏は、米国のニュースチャンネル「CNBC」のインタビューでこう予測した。

 2022年末までに新型コロナウイルスが収束し、世界は正常に戻るだろうと。

ワクチン接種におり集団免疫を獲得できるのは2022年末までと予測


 新型コロナの感染者数は、89カ国で依然として増加している。これまでに127,306,311人の感染が報告され、2,789,915人の死亡が確認されている(2021年3月28日現在)。この状況をどうにか終わらすべく、各国の関係者がワクチンの確保に奔走している。

 このような中、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が懸念するのは、一部の先進国がワクチンを買い占めてしまい、余裕のない国々が取り残されてしまうことだ。

 同財団によれば、新型コロナのパンデミックを終息させる方法は、途上国でもワクチン接種が浸透し、集団免疫の獲得を獲得することなのだが、現実にそれが実施されるのは2021年末以降になると考えられるという。

 「ですから完全な集団免疫の獲得は、2022年中、遅くても末までになるでしょう」と、メリンダ・ゲイツ氏は答えている。

新型コロナウイルスの収束は2022年末まで
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ただし毎年流行する可能性も高い


 CNBCによれば、集団免疫の獲得には数か月、場合によっては数年かかるかもしれないという専門家の意見もあるそうだ。

 しかし時間がかかればかかるほど、ウイルスが突然変異して、危険な変異株が登場するリスクは高まる。

 また新型コロナが風土病になる可能性が、非常に高いという意見もある。今よりは感染者が減るだろうが、それでもインフルエンザのように毎年流行するようになるかもしれないのだ。

 そうした変異株へのワクチンを作るために、今後もウイルスの状態の監視が必要であるとのことだ。

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一刻も早くパンデミックを終わらせるために


 比較的ワクチン接種が進んでいる米国だが、「集団免疫」の獲得には程遠いともCNBCは伝えている。

 人口3億3100万人のアメリカで、これまで1度でもワクチン接種を受けた人は6000万人。2度接種してワクチンが完了した人は3120万人ほどだ。

 しかし国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ博士によれば、アメリカで集団免疫を獲得するには、人口の70~85%、すなわち2億3200万人から2億8100万人がワクチンを完了しなければならないという。

 ちなみに厚生労働省のデータによると、3月26日の時点で、日本でワクチンを1度でも受けた人は約78万人。人口の0.6%ほどだ。

 ただし、新型コロナウイルスのワクチンについては、集団免疫の効果が得られるかはまだはっきりわかっていないという意見もある。

 新型コロナウイルスはこれまでに存在しなかった未知の感染症だ。最近では様々なことがわかってきたが不確定要素も多い。

 それだけに、新型コロナ自体が国家やメディアによる仕組まれたウソであると考える人もいるようで、欧米などでは「反自粛」を呼びかける運動が活性化している。真偽不明の不確かな情報が大量に拡散され、インフォデミックが起きているのも事実だ。

 だが、世界中のほとんどの人たちは一刻も早くこのパンデミックを終わらせたいと思っているはずだ。

 すべての国が協力し、足並みをそろえて前向きに感染防止対策に取り組むことで、収束の兆しが見えてくるはずだ。

written by hiroching / edited by parumo

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