地方球場で行われるのは2013年の第3戦(いわきグリーンスタジアム)以来、5年ぶりとなる。
「週刊野球太郎」では今年のオールスターゲームに出場してほしい選手や実現してほしい対決、そして達成が期待される記録などの注目ポイントを2回にわたって紹介したい。
◎立ちはだかる外国人枠の壁
オールスターゲームにもシーズン同様に外国人枠がある。2008年からは各リーグ4名(投手もしくは野手としてそれぞれ3名以内)と定められており、実績がありながら出場の叶わない選手も多い。メッセンジャー(阪神)もそのひとりだ。今シーズンも開幕投手を務め、国内FA権も獲得したにもかかわらず、昨シーズンまでにオールスターゲームへ出場したことはない。
今シーズンも松坂大輔(中日)、菅野智之(巨人)がいる限り、先発投手のファン投票での選出は難しいだろう。出場するためには選手間投票、監督推薦に賭けることになる。
しかし、今シーズンの外国人選手の状況を見ると先発投手ではガルシア(中日)、ブキャナン(ヤクルト)が好投を見せており、中継ぎ投手ではドリス(阪神)がいる。また、野手陣を見ると絶好調のアルモンテ(中日)やロペス(DeNA)、ゲレーロ(中日)、バレンティン(ヤクルト)とライバルは多い。
メッセンジャーは同リーグの外国人選手との争いに勝つことができるのか。本人が出場を熱望しているだけに、今年こそ願いが叶ってほしいところだが果たして。
また、パ・リーグの外国人枠も接戦が予想される。野手ではレアード(日本ハム)、デスパイネ(ソフトバンク)といったタイトルホルダーに加え、ウィーラー(楽天)らが出場を狙う。
一方の投手陣では、新外国人選手のアルバース(オリックス)、ボルシンガー(ロッテ)、マルティネス、トンキン(ともに日本ハム)らが揃って結果を残している。ファン投票での選出は難しいかもしれないが、監督推薦での出場なら可能性は十分あるだろう。
セ・リーグの緒方孝市監督(広島)、パ・リーグの工藤公康監督(ソフトバンク)はどのように外国人選手を選出するのか。注目ポイントのひとつとなりそうだ。
◎1試合最多安打に期待したい3人
シーズンの成績同様にオールスターゲームにおける記録は多くある。例えば通算最多安打は野村克也(元南海ほか)の48安打、1試合での最多安打は2001年の第2戦でペタジーニ(ヤクルトほか)が記録した5安打だ。
現役選手の通算最多安打は青木宣親(ヤクルト)、坂本勇人(巨人)、松井稼頭央(西武)の16安打となっており、野村の記録を更新するのはかなり難しい。しかし、1試合あたりの最多安打である5安打は打席が回ればチャンスはある。
そこで記録更新を期待したいのはパ・リーグで首位打者争いを繰り広げる柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)、近藤健介(日本ハム)。3選手ともにファン投票で選ばれることが濃厚と見られており、となると、問題は打順になりそうだ。
チームでは秋山が1番で起用されており、オールスターゲームでも同様の打順となるのが予想される。そうなると近藤は3番、柳田は4番での起用か。工藤監督の決める打順が明暗を分けるかもしれない。
ぜひこの3人には揃って出場して、ハイレベルな打撃技術を見せてほしい。
◎史上3人目のセ・パ両リーグ勝利となるか?
全盛期には及ばないものの、久しぶりのマウンドへの周囲の熱い視線を見ると、やはり松坂大輔は絶大な人気を誇っている。現時点でのファン投票の中間発表では、先発投手部門のトップを争っている。決して人気先行ではなく、シーズンでもローテーション投手としてまだまだ健在なところを見せてくれており、「人気+結果」が投票に結びついているといったところだろう。
その松坂だが、西武時代には6度オールスターゲームに出場して1勝3敗とあまり芳しくない成績が残っている。しかし今年、勝利を挙げられれば伊良部秀輝(元阪神ほか)、杉内俊哉(巨人)に次ぐ史上3人目の両リーグを股にかけての勝利投手となる。また、敗戦投手になると、江夏豊(元広島ほか)以来、史上2人目の両リーグで敗戦投手となる。
勝っても負けても、数少ない両リーグでの達成者となる松坂には、投球内容はもちろん、勝敗にも注目したい。
文=勝田聡(かつた・さとし)
勝っても負けても松坂大輔は両リーグを股にかけた偉業達成!? オールスターゲームで見たい男たち!
更新日:2018年6月9日
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