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cinefil連載【「つくる」ひとたち】インタビューvol.21 「この映画でしか味わえないものを作る」 映画『まともじゃないのは君も一緒』前田弘二監督×小池賢太郎プロデューサー 対談インタビュー

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『婚前特急』(11)や『わたしのハワイの歩きかた』(14)などの前田弘二監督と脚本の高田亮さんコンビによる、テンポの良いラブコメ映画『まともじゃないのは君も一緒』が3月19日(金)より公開となります。主演は成田凌さんと清原果耶さん。今回は、前田弘二監督と、小池賢太郎プロデューサーに、企画の成り立ちや本作のテーマ、お芝居の温度感や音楽などについてお話をお聞きしました。

--『まともじゃないのは君も一緒』(以下、『まときみ』)とても面白かったです。まず、本作が生まれた経緯からお聞かせいただけますか?

小池賢太郎(以下、小池):あまり複雑なことではなく、「面白いものを作る」というすごく単純なことから話がはじまりました。

--そうだったのですね。いつくらいから動きはじめたのでしょうか?

前田弘二(以下、前田):3年前くらいです。小池さんから、「ちょっと楽しいコメディのようなものをできないかな」というお話をいただきまして。そこから、脚本家の高田さんと何度もやり取りをして、自由な感じのオリジナル作品を一緒にやってみようか、という形でスタートしました。

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小池:当時、キュンキュンもののラブコメ作品が全盛期の頃でしたが、そういう作品とはまた少し違うアプローチで若い子向けの作品ができないか、という話をしていました。そうしてお二人から上がって来た脚本が、とても面白かったんですよ(笑)。前田・高田コンビらしい作品になっていましたし。

前田:最初は高田さんと「普通がわからない予備校講師と、普通を教える教え子という設定だけ作って、最後までノンストップで、延々と噛み合わない会話を繰り広げることを映画でできないかな?と話ながら進めていきました。以前も自主映画で、目的を見失っていくような短編作品をよく作っていたので。

左より前田弘二監督、プロデューサー小池賢太郎氏

--設定が思いついてからは、脚本づくりはスムーズに進んでいきましたか?

前田:噛み合わない会話を延々書き続けなければいけなかったので、今までで一番時間がかかりましたね(笑)。しかも、関係性を変えながら目的が変化しつつ、アドリブ的に展開しながらも、「これ、何の話になっていくんだろう?」という感じも残したかったので。簡単なプロットを作らずに、いきなり脚本に近い形のロングプロットを書いて、そこでやっと答えが見つかったんです。

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