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和田彩花[ライブレポート]映像×ライブで魅せる新代田のアート体験!「楽しんでいただけてたら嬉しいな」

Pop'n'Roll

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和田彩花によるワンマンライブ<かなでめぐる Playing around Shindaita>が2月28日(日)に新代田FEVERにて開催された。

ソロ活動を始めてから、これまでライブ演出に様々なアプローチを行なってきた和田。今回のライブは新型コロナウイルス感染防止対策を十分におこない、チケットは50人でソールドアウト。ライブ本編では全曲和田の作詞曲というセットリストが組まれ、さらに新しいアイデアも盛り込まれてこの日だけの体験を作り上げた。

ライブタイトルに“かなでめぐる”とあるように、今回のライブは舞台である新代田の街に光をあてた仕掛けが凝らされている。開演とともにステージを覆う白幕に映像が投影され、そこには雨の中で一人街を歩く和田彩花の姿が。和田が立ち寄る新代田の花屋やカフェ、本屋ではバンドメンバーが一人ずつ登場し、パーカッションやアコースティックギター、コントラバス等の楽器を奏でて和田の歌声とセッションしていく。小旅行の最後に辿り着くのは新代田FEVERの地下でエレキギターとのセッション。かなでめぐってきた4曲分の時間を経て、彼女が今にもステージに向かう足音が聞こえるような余韻とともに映像が終わる。

<かなでめぐる Playing around Shindaita>2021年2月28日(日)新代田FEVER

幕が上がり、バンドメンバー4人による「Une idole」の演奏が始まると今度は会場側面のバーカウンターに和田の姿が。黒のドレスに映像の中で抱えていた白い花束を抱え、ステージに上がると中央に花束を置いて歌い始めた。続く「mama」でもしっとりとしたスイートな歌声で場の空気を作り上げていく。歌唱後には観客席から拍手が沸き起こった。

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<かなでめぐる Playing around Shindaita>2021年2月28日(日)新代田FEVER

中盤では、和田によるポエトリー・リーディングも。これは映像冒頭のポエトリーと繋がるもので、観客も想像力を掻き立てられる。曲後の「マリッジブルー」、また映像でも和田が歌唱していた「空を遮る首都高速」「ホットラテ」なども披露され、今このステージが“かなでめぐる”旅と一つに繋がっていることを実感させた。「ホットラテ」の最後には、和田が観客に向けてひときわ明るい笑顔をこぼしながら《愛は今日もここに》と歌い上げた。

<かなでめぐる Playing around Shindaita>2021年2月28日(日)新代田FEVER

続く「パーク」ではアップテンポなビートにあわせて観客も揺れ、穏やかな形で会場が一つに。あっという間に時間が過ぎていく中で「あなたが選んだもの、あなたが選ぶもの」まで9曲を披露し、和田がようやくMCのマイクをとる。

「皆さんありがとうございました。私達のバンドは、コロナの影響で配信でお届けすることが多かったから、こうやって目の前でお客さんの反応の見るのが意外と久しぶりだなと思って。しかも皆さんがノって楽しそうにしてくれたのが嬉しかったです。今日はライブ形式と映像パートのどちらも含めて準備を進めていたので、楽しんでいただけてたら嬉しいなと思います」

<かなでめぐる Playing around Shindaita>2021年2月28日(日)新代田FEVER

ラストブロックは、ピアノイントロから想いの淵に漂うような歌詞が印象的な「#15」。そして壮大なメロと和田の透明感あふれる歌唱が会場を染め上げるバラードナンバー「パターン」でライブを締めくくった。ステージに置いた白い花束を再び抱き上げ、和田がステージアウトすると静かに暗転が解ける。ライブが終わった後も、会場を出ればそこには“かなでめぐる”の舞台となった新代田の街が辺り一帯に広がっている。

和田彩花は、そのパフォーマンスを通して観客に様々な美しいものへの気づきを与えてくれる。今回のライブイベントもまた彼女の“仕掛け”が最後まで楽しめる内容となった。彼女が果たして次に何を見せてくれるのか、引き続き注目していきたい。

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