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浜田雅功が回顧した「最もきつかった仕事」にファンがジーンときたワケ

アサジョ

 お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が2021年2月23日放送の「ごぶごぶ」(MBS)に出演し、これまでで最もキツかった仕事を振り返っている。

 この日、番組にはKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔と横尾渉がゲスト出演し、東京のスタジオからリモートで大阪の街ブラロケを敢行した。

 途中、若手時代の過酷な仕事の内容に関するトークが進むと、藤ヶ谷は「浜田さんどうですか? 一番キツかったなぁみたいな仕事は」と尋ね、浜田は「ウチの相方が一番キツかったんちゃうかな」とコンビを組む松本人志のエピソードに触れた。

 新人時代、ダウンタウンが「小さい船の揺れる先端部分」で漫才をさせられていた際のこと。浜田は三半規管が強く、船酔いすることはないというが、松本は徐々に表情が曇り始めると、口数が分かりやすく減ってしまったのだという。浜田は「最終的に俺が“もうええわ!”って言うたら、隣で“ウェー!”って、吐いてはったからね」と当時を思い出している。

 また、横尾からは、芸歴40年近いダウンタウンが現在も罰ゲームなどでカラダを張り続けている点を指摘されると、その理由として、後輩に睨みをきかせる為だと明かした浜田。「俺ら、やってるよ、まだ。『君らは断れるの?』って。俺たちやっているよ、って」と笑いながら語り、後輩芸人らに緊張感をキープさせるべく、一役買っているようだ。

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「年末恒例『ガキの使いやあらへんで!』の“絶対に笑ってはいけない”シリーズや、通常回の同番組でも過酷な罰ゲームを食らうことが多いダウンタウン。今回、冗談混じりながら、その背景にある想いが語られるレア回となりましたが、何よりもダウンタウンファンが着目したのは、浜田の口から松本のエピソードが語られた点です。松本がピンで出演する番組内で浜田の話に触れることは珍しくないですが、浜田側がピン出演する番組内で松本の話を自ら出すことはほとんど無く、『松本さんはピンの番組でも浜田さんを弄ることはあるけど、その逆は珍しいかも』『浜ちゃんが1人の時に松ちゃんの話するの珍しい気がする』との反応が出ています。しかも、小学生の頃から遠足のバスや車で吐きまくってきた松本の体質を良く知っている浜田からの気遣いが垣間見えたとして、ネットでは『1番キツかった仕事を聞かれて、自分じゃなくて松ちゃんがキツかったであろう思い出を語る浜ちゃん。なんか、ええなぁ』『松ちゃんが辛そうだった話をするところが優しくていい』との声が寄せられました」(テレビ誌ライター)

 過去に「ガキの使い」の中で“ぐるぐるバット”に挑戦し、目が回った状態で本気のダッシュをさせられるも、全くブレない見事な一直線のランニングを披露していた浜田。松本とは対照的に、“芸能界最強の三半規管を持つ男”にとって揺れる船上での漫才もヘッチャラだったのかもしれない。

(木村慎吾)

 
   

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