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「1991年」充実の投手陣に長距離砲の“雄星&筒香世代”/世代別ベストナイン

週刊ベースボールONLINE

プロ野球史を彩ってきた数多くの名選手たち。生まれた世代ごとに週刊ベースボールONLIN編集部がベストナインを選定して、“史上最強世代”を追いかけてみる。

2人の“二冠王”



DeNA・筒香嘉智

 高校時代の注目度で考えれば、この1991年に生まれた世代の顔は菊池雄星と言えるだろう。プロでも大いに期待を寄せられ、長く応えられずにいたが、7年目の2016年に初の2ケタ勝利を挙げると、翌17年には初のタイトル獲得で最多勝、最優秀防御率の投手2冠に輝いた。

 一方、バットで16年に打撃2冠となったのが筒香嘉智だ。レギュラー定着は5年目の14年。やはり16年の本塁打王、打点王が初タイトルで、チーム初のクライマックスシリーズ進出の立役者に。ともに投打で世代を引っ張る“二冠王”だ。

【1991年生まれのベストナイン】(1991年4月2日~92年4月1日生まれ)
投手  菊池雄星(西武)

捕手 梅野隆太郎(阪神)

一塁手 原口文仁(阪神)

二塁手 三木亮(ロッテ)

三塁手 大嶺翔太(ロッテ)

遊撃手 今宮健太(ソフトバンク)

外野手 筒香嘉智(DeNA)
    堂林翔太(広島)
    サビエル・バティスタ(広島)

指名打者 山川穂高(西武)

 筒香は17年のWBCで侍ジャパンの四番打者を務めたが、稲葉篤紀新監督からアジアプロ野球チャンピオンシップ2017における侍ジャパンの四番打者に指名された山川穂高も指名打者にいて、侍ジャパンの四番打者による強力クリーンアップとなりそうだ。

 筒香と外野にいるバティスタも、17年シーズン途中に育成から支配下へ移行すると初打席代打本塁打でデビュー、4試合で4本塁打を放ってリーグ連覇への道筋をつけた強打者だ。残る外野も広島からで、12年に三塁手として全試合に出場して、17年は外野での出場もあった堂林翔太。外野に岡大海(日本ハム)を置き、堂林は本職の三塁でもいい。

2人の新人王に期待の右腕も



広島・大瀬良大地

 三塁手は堂林だけで、一塁、二塁を本職とする選手は不在。一方で、内野のユーティリティーが3人いる。本職が遊撃手で、堅守で頭角を現した鈴木昂平(オリックス)もいるが、打撃に課題があることから、二塁と三塁にはロッテ勢を並べた。ここでは17年までの実績から二塁に三木亮、三塁に大嶺翔太を置いたが、まだレギュラーの経験がない顔ぶれでもあり、今後の活躍によっても変動してくるだろう。

 一塁には捕手で強打を誇る原口文仁。司令塔はチームメートの梅野隆太郎で、17年からの阪神と同じ組み合わせとなった。控え捕手の吉田裕太(ロッテ)や嶺井博希(DeNA)も同世代で、捕手の層は厚い。

 不動の遊撃手は今宮健太。層の厚いソフトバンクで3年目にはレギュラーに定着、この世代では貴重な攻守走すべてで実績を残しているタイプで、勝負のキーマンとなりそうだ。

 さらに盤石なのが投手陣。現役きっての左腕に成長した菊池と三本柱を形成するのが14年にセ・リーグの新人王に輝いた大瀬良大地(広島)と、16年にパ・リーグ新人王となった高梨裕稔(日本ハム)で、これに食い込むのが17年にブレークした右腕の秋山拓巳(阪神)だ。

 ロングリリーフもこなす九里亜蓮(広島)や育成から這い上がった石川柊太(ソフトバンク)も同世代。いずれも注目株の右腕で、エースの座を狙う。

 黄金時代を支える森唯斗(ソフトバンク)を皮切りに、リリーバーは飽和状態。クローザー候補の筆頭は、16年はセットアッパーとして、17年シーズン中盤はクローザーとして連覇に貢献した今村猛(広島)だろう。

 投打のスターに、バイプレーヤーもズラリ。勢いでは、どの世代にも負けていない。

写真=BBM

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