
イギリス・リバプールにあるグラント・ガーデンズは、かつて巨大な埋葬地(ネクロポリス)を埋め立てて作られた公園だ。
土葬文化の為、そのネクロポリスには約8万人の遺体が埋められていると言われているが、きちんと埋めたてられていなかった場所に陥没穴が開いてしまったようだ。
Huge sinkhole opens at mass grave site where 80,000 bodies are buried
ネクロポリスの真上に作られた公園
リバプールのネクロポリス(埋葬墓地)は8万人の遺体を収容できる墓地として1825年に開設され1898年に閉鎖された。
1914年、その真上に作られたのがグラント・ガーデンズ公園だ。地上にある記念碑や建造物は撤去されたものの、地下にある遺体はそのままの状態である。
突如出現した陥没穴
突如出現した陥没穴にショックを受けた住民は、「怖い」「不気味」などとSNSに相次いで投稿した。
陥没穴を撮影していたシャーリー・ハンドさんは、地面が沈んでいくのを感じて恐怖に震えたという。

リバプール市議会の広報担当者によると、雨の影響で地盤が緩み、もともときちんと埋め立てられていなかった場所に穴があいてしまったのこと。現在この陥没穴周辺は閉鎖されており、修復作業が行われる予定だという。
ネクロポリスが閉鎖されてから100年以上経っているし、ミイラ化した遺体が出てくるなんてことはなさそうだが、幽霊を信じる人が多いイギリスだ。陥没穴から幽霊らしきものを目撃したという話が今後出てくる可能性もなきにしもあらずだ。
ここが新たなる心霊スポットとして関連動画がYoutubeに投稿されるのも時間の問題かな。
References:Terrifying sinkhole appears after former crypt containing 80,000 corpses collapses – Daily Star / written by parumo