しかし先日、久しぶりに安倍晴明について調べていたところ、とんでもない逸話を発見してしまったんですね。
それは、安倍晴明が芦屋道満という陰陽師に殺害された後、賀茂忠行によって蘇生されたという話です。
この話、いくらなんでも「死人を蘇生するなんて無理だろう」と笑い飛ばす事もできるんですが、『呪術廻戦』を読んでいる皆さんは何か気がつきませんか。
そうです。
脳みそを入れ替える事で身体を転々とできる偽夏油なら、それが可能なんです。
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また、安倍晴明の母親は狐と言われており、妖怪と人間のハーフという設定は、まるで呪術廻戦における九相図の設定と酷似していますよね。
著者[“芥見 下々”] 出版日
偽夏油の真の正体と目的は、虎杖の出生の秘密にも関係している!?
以上の考察を踏まえ、僕が考えた偽夏油の正体・目的はこうです。
1.賀茂忠行は、脳を入れかえて身体を転々とできる能力の持ち主だった。
2.彼は陰陽道、つまり呪術界隈を長い間独占し続けるために、才能のあった安倍晴明を育て、殺害後にその身体を奪った。
3.その後、数百年の時を経て賀茂家が独占していた呪術界隈が御三家に分かれてしまった。
4.再び呪術界隈を独占したいと考えた忠行は、安倍晴明の妖怪と人間のハーフという生い立ちから、九相図計画を思いつく。
5.当時、加茂憲倫の身体を奪っていた忠行は、呪霊の子を孕む女性との出会いにより、九相図計画を実行した。
6.そして、その九相図計画という人工天与呪縛ガチャで生み出されたのが虎杖悠二だった……!?
という流れです。
この流れであれば偽夏油が宿儺という強大な力を手に入れたい理由も分かりますし、その中心が加茂家である理由も納得がいきます。
何よりこの流れであれば、偽夏油の正体やその目的に違和感がほとんど無くなるんですね。
なので、『呪術廻戦』の加茂家の由来が、実在した賀茂家から来ているという事からも、賀茂忠行が再び呪術界隈を独占するために暗躍しているという可能性は十分考えられんじゃないでしょうか。
もちろん賀茂忠行が、『呪術廻戦』でもそのまま賀茂忠行という名前で登場するかは分かりませんが、安倍晴明や菅原道真といった実在の名だたる術師が登場すれば、かなりアツい展開だなと思っております!
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【呪術廻戦】陰陽師の歴史が呪術廻戦と酷似している!?賀茂忠行と安倍晴明という重要伏線!!