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日本人メジャーリーガー通算WARランキング1〜5位。稀代の天才打者が断トツの数字、現役2投手もランクイン

ベースボールチャンネル

日本人メジャーリーガー通算WARランキング1〜5位。稀代の天才打者が断トツの数字、現役2投手もランクイン

 ストーブリーグも佳境を迎えているメジャーリーグ。2月28日(日本時間3月1日)からは、スプリングトレーニングゲームが始まる。60試合制となった2020年シーズンは、ダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)、前田健太(ミネソタ・ツインズ)両投手の活躍が光った日本人メジャーリーガー。ダルビッシュは8勝を挙げて日本人初の最多勝を受賞、前田はメジャートップ、歴代でも2位となるWHIP0.75をマークし、ともにサイ・ヤング賞まであと一歩まで迫った。
 

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 メジャー屈指の成績を残した両投手は、エース格としてチームを牽引。多大な貢献をもたらした。米分析サイト『FanGraphs』によると、同年のチームへの貢献度を表すWAR(Wins Above Replacement)(※)はダルビッシュがWAR3.0、前田がWAR2.1を記録した。
 
 では、これまでに海を渡った日本人選手はどれだけチームに貢献してきたのだろうか。今回は歴代日本人メジャーリーガーの通算WARランキングを紹介したい。(WARは『FanGraphs』を参照。)
 
※WAR(Wins Above Replacement):統計学的に分析したデータで選手を評価する”セイバーメトリクス”の指標の一つで、同じ出場機会を与えられた代替選手と比較してどれだけチームの勝利数を上乗せしたかを示す。

5位 田中将大


 
通算WAR 19.0
キャリアハイ 4.7(2016年)
 
 通算WAR19.0を記録した田中将大。キャリアハイは2016年の4.7となった。
 
 同年は強豪ニューヨーク・ヤンキースで2年連続となる開幕投手を務め、約3割を占めたスプリット、27.7%のスライダー、21.5%のシンカーを軸にバットの芯を外し、主に打たせて取る投球を展開。最終的に31試合(199回2/3)を投じて14勝4敗、防御率3.07をマークし、最後まで最優秀防御率のタイトル争いを演じた。
 
 60試合制となった20年こそ3勝でWAR0.8となったが、防御率3.56、WHIP1.17とまずまずの安定感を発揮。1年目の14年から6年連続2桁勝利、速球派から技巧派へのモデルチェンジに成功し、WARでも平均値の高さを見せた。

4位 黒田博樹


 
通算WAR 22.4
キャリアハイ 4.2(2010年)
 
 通算WAR22.4を記録した黒田博樹。キャリアハイはロサンゼルス・ドジャースに所属した2010年の4.2となった。
 
 同年は速球系の動くボールに磨きをかけ、自身初の2桁勝利を達成したが、打線の援護に恵まれず11勝13敗と負け越し。対右打者は防御率3.17、対左打者は防御率3.67と左打者にやや打ち込まれたシーズンとなったが、31試合(196回1/3)を投げ、防御率3.39、WHIP1.16の安定感で低迷したチームを支えた。
 
 12年からはヤンキースでプレー。同年は走者を背負いながらも粘り強い投球が光り、33試合(219回2/3)を投じて16勝11敗、防御率3.32、WHIP1.17をマークし、WARはヤンキース時代では最高の3.4となった。

3位 ダルビッシュ有


 
通算WAR 25.0
キャリアハイ 4.7(2012年)
 
 通算WAR25.0を記録しているダルビッシュ有。キャリアハイはテキサス・レンジャーズに所属した2012年の4.7となっている。
 
 メジャーデビューとなった同年は33.5%を占めたフォーシームを軸にスライダー、カッター、シンカーなど多彩な球種を駆使。最終的に29試合(191回2/3)を投げ、16勝9敗、221奪三振、防御率3.90をマークしてオールスター選出、アメリカン・リーグ新人王投票でも3位に入った。翌13年には13勝と勝ち星を減らすも、防御率2.83、WHIP1.07と安定感は大幅に向上。277奪三振で最多奪三振のタイトルを受賞した。
 
 17年オフにはシカゴ・カブスに移籍。60試合制となった20年は8勝3敗、防御率2.01、WHIP0.96の好成績で日本人初の最多勝を受賞し、WARは移籍後最高の3.0となった。また、年々球種別の投球割合に変化を見せており、同年は43.7%のカッターを軸とした投球を展開していた。

2位 野茂英雄

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通算WAR 27.3
キャリアハイ 5.2(1995年)
 
 日本人メジャーリーガーのパイオニアとなった野茂英雄は、通算WAR27.3を記録。キャリアハイはドジャースに所属した1995年の5.2となった。
 
 1年目の同年はマイナー契約からのスタートだったが、すぐさまメジャー契約を勝ち取り、先発ローテーションの一角を担った。最終的に28試合(191回1/3)を投じて13勝6敗、236奪三振、防御率2.54、WHIP1.06の好成績でチームの地区優勝に大きく貢献。自身はアジア人初の最多奪三振と新人王を受賞した。
 
 96年は16勝、97年は14勝と先発として欠かせない存在となっていたが、98年途中にニューヨーク・メッツに移籍。以降はミルウォーキー・ブリュワーズ、デトロイト・タイガース、ボストン・レッドソックスに1年ずつ所属した。レッドソックスでは33試合(198回)を投げ、13勝10敗、220奪三振をマークし、2度目の最多奪三振を受賞。WARは3.0を記録した。

1位 イチロー


 
通算WAR 57.8
キャリアハイ 7.1(2004年)
 
 断トツトップの通算WAR57.8を記録したイチロー。キャリアハイはシアトル・マリナーズに所属した2004年の7.1となった。
 
 同年は開幕から安打を量産。最終的に262安打を放ってシーズン最多安打記録を樹立し、打率.372で自身2度目の首位打者も受賞した。特に左投手との相性の良さが際立ち、右投手に対しても打率.359としたが、左投手に対しては脅威の打率.404をマークした。
 
 以降も活躍を続けたが、10年連続打率3割、200安打、ゴールデングラブ賞受賞が途切れた11年を境に成績は下降気味に。12年途中にはヤンキースへトレード移籍。15年からはマイアミ・マーリンズでプレーした。16年は規定打席未満ながら143試合に出場し、打率.291、10盗塁をマーク。代打、守備固め等もこなす4番手外野手ながら、WARは2チームに所属した12年を除いて移籍後最高の1.3を記録した。

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