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まるで映画やドラマのような展開だが、事実はいつだってフィクションを超えてきてくれる。
アメリカのインディアナ州に住む女性は、数年前、生き別れになっていた双子のきょうだいがいることを知った。女性はその事実を知り、なんとかして双子の兄に会いたいと探し続けてきた。
そしてついに兄の存在が明らかとなる。灯台下暗しとはまさにこのこと。彼はなんと女性が通っていた高校の元同級生だったのだ。
In search for sibling, woman discovers she’s a twin and brother lives nearby
双子のきょうだいがいる事実を知った女性
インディアナ州に住むカレン・ワーナーさん(51歳)は、今から数年前、同州が養子縁組の記録を一般公開した際、実の母親の名を初めて知ることができた。
更に、実母に関する記録書類から、自分には双子のきょうだいがいることもわかり、カレンさんは驚いた。

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自分には生き別れになった双子の兄弟がいる。そう知ったカレンさんは、会ったことのない兄弟を見つけるため、様々な養子縁組のサイトに助けを求めた。
しかしわかるのは生年月日のみ。どのサイトも発見には至らなかった。そこでカレンさんは、自分と同じ生年月日を持つ3人の人物を調べ、そのリストとともに地元の住民記録を入手した。
元高校の同級生が双子の兄だった
リストの3番目にある名前をみて驚いたカレンさん。その名前は聞いたことがある。それもそのはず、同じ生年月日を持つ3人目のマイク・ジャックマンさんは、同じ高校の元同級生だったのだ!
カレンさんは、マイクさんにFacebookを通してメッセージを送り、もしかしたらマイクさんが自分の双子の兄である可能性があるかもしれないことを伝えた。

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マイクさんもこれには驚いた。そして2人はDNA検査を行い、正真正銘の双子であることが判明したのだ。
カレンさんとマイクさんは3年前、近所に住んでいたことからFacebookでフレンド登録していた。互いの自宅がほんの少し離れただけの場所にあることは知っていたが、自分たちが双子であることなど当然知る由もなかった。
元同級生だったカレンさんが、実は双子の妹だと知ったマイクさんはこう語っている。
自分に双子の妹がいたなんて!それを知って人生の空白が埋まった気がしました。これまで、何かはわからなかったけど、何かが欠けているという気がしていました。でも、それが今ようやくわかりました。
現在、カレンさんとマイクさんはほぼ毎日話をし、週に数回は顔を合わせているという。
高校時代、カレンさんとマイクさんがお互いに恋心を寄せてたりなんかして、紆余曲折の後付き合ったら双子だったことが判明!なんて展開だと、マジ恋愛ドラマになってしまうところだった。
いやでももしかしたら、双子なだけに秘めた思いとかあったりなかったりしたのかもしれない。
written by Scarlet / edited by parumo