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『鬼滅の刃』だけではない! 美しい兄妹愛を描く萩尾望都の名作『ポーの一族』を読み解く

ダ・ヴィンチNEWS

※本稿には一部ネタバレが含まれます

2021年にミュージカル上演も決定した少女漫画の名作『ポーの一族』。新エピソードはどんな内容?

『ポーの一族』(萩尾望都/小学館)

 映画の興行成績を塗り替え、多くのファンがアニメ第2シーズン放送を待ちわびている『鬼滅の刃』。個性豊かな登場人物もさることながら、主人公の竈門炭治郎と禰豆子の兄妹愛も作品の大きなポイントです。

 じつは、今から約50年も前から炭治郎と禰豆子に負けない兄妹愛で、読者を魅了している兄妹がいます。その兄妹とは『ポーの一族』(萩尾望都/小学館)に登場する、エドガー・ポーツネルとその妹メリーベルです。

『ポーの一族』の作者・萩尾望都先生といえば、『トーマの心臓』『イグアナの娘』『残酷な神が支配する』など多くの名作を描いている、少女マンガ界の重鎮。ストーリー性の高さと人物描写は、さまざまなマンガ家に影響を与え、少女マンガの神様とも呼ばれています。なかでも『ポーの一族』は今でもファンが多く、40年ぶりに同作の続編「春の夢」が掲載された少女マンガ雑誌『月刊フラワーズ』2016年7月号は発売当日に完売する書店が続出し、話題を集めました。

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 同作は独立した15編の物語で構成され、その都度新しいエピソードが始まるため、どこから読んでも楽しめます。また、登場人物の心理描写が複雑なので、何度読み直しても飽きないところも大きな魅力です。

 ここでは、昭和を代表する兄妹としてエドガー&メリーベル、令和に羽ばたく兄妹代表(作品の設定は大正ですが……)として炭治郎&禰豆子、それぞれの愛のカタチの違いについて考察していきます。以下『ポーの一族』『鬼滅の刃』のネタバレが含まれますので、ご注意ください。

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