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DeNA・知野、“超豪快フォーム”で一発! 叩き上げの3年目が狙う一軍デビュー

リアルライブ

 2月7日、三浦大輔監督と仁志敏久二軍監督が初采配を揮った紅白戦。注目度の高い試合で、先制ホームランを左中間に叩き込んだのは、3年目の内野手・知野直人(ちのなおと)だった。昨年、ファーム防御率2.07をマークした期待の右腕・阪口皓亮が投じたやや低めの144キロストレートを豪快にシバキ上げると、ボールは無人のスタンドで弾んだ。

 知野は新潟アルビレックスBCから2018年のドラフトで6位指名された内野手。ルーキー時は同い歳の大河(現・琉球ブルーオーシャンズ)と切磋琢磨し、ファーム85試合出場で打率.203、7ホームラン。昨年はゴールデンルーキーの森敬斗や田部隼人らと共に、ショートやサードで出場し同 67試合で打率.237、6ホームランを記録。豪快なバッティングだけではなく、強肩や走力も魅力のプレーヤーだ。

 昨年、筒香嘉智の後釜として抜擢した佐野恵太が首位打者を獲得するなど、バッターを見極める彗眼を持つラミレス前監督に、入団直後から高評価を得ていた知野。ドラフト6位と下位指名ながらも、新入団選手発表会の際には「一軍キャンプもあるかも」と指揮官から匂わせられ、実際に一軍に抜擢されたエピソードもある。入団時からバットを上段に構える、フォロースルーの大きなバッティングフォームは、プロではコンパクトになっていくのではとの見方もあった。しかし、実際は上段に構えたバットを大きく寝かすような、更に豪快なフォームへと改良。和田一浩氏や、中村紀洋氏、落合博満氏にも似た特徴的なフォームは唯一無二で、リストを効かせた力強いスイングから左中間、右中間の最深部でも気持ちよく伸びていく打球は魅力十分だ。

 福島の強豪・聖光学院を中退し、第一学院高を卒業。その後は地元・新潟のアルビレックスに入団し、ベイスターズに6位指名された異例の経歴を持つ知野。内野手の若手では1位の森敬斗や、2位の伊藤裕季也&牧秀悟らと比べると、決して注目される存在ではなかったが、個性的なフォームと野性味溢れるプレースタイルを武器に、3年目の2021年、まだ見ぬ一軍の舞台で輝きを放ってくれそうだ。

 写真・文 /萩原孝弘

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