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インディーゲームの祭典「Steamゲームフェスティバル」から独断と偏見で選ぶ、気になるタイトル7選

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インディーゲームの祭典「Steamゲームフェスティバル」から独断と偏見で選ぶ、気になるタイトル7選

現在、近日リリース予定のインディーゲームが一堂に会する「Steamゲームフェスティバル:2021年2月」が開催中です。2月4日~2月10日午前3時(日本時間)まで開催されるこのイベントでは、開発者へのインタビューやライブチャットの他、嬉しいことに数多くのデモ版がプレイできます。本稿ではそんな「Steamゲームフェスティバル」で体験できるゲームの中から、独断と偏見で気になる7タイトルをピックアップしてご紹介します。『Narita Boy』Studio Kobaが開発し、『The Escapists』や『Overcooked! 2』といった作品を送り出してきたTeam17がパブリッシャーを担当する『Narita Boy』は、1980年代風味の世界観で描かれる2Dアクションアドベンチャーです。コンピュータゲームの歴史において1980年代と言えば、ナムコの『パックマン』が大ヒットしたほか、Atari 2600版『パックマン』や『E.T.』などを端緒にしたアタリの凋落、そして米国ゲーム市場の縮小。対してナムコ、エニックス、スクエアなど日本勢が躍進するなど激動の時代でした。本作はそんな混沌とした1980年代のゲーム界に「Narita One」と呼ばれる架空のテレビゲーム機を介してプレイヤーを誘い、プレイヤーは「Narita One」で現実世界と繋がってしまったゲーム世界の中で戦うことになります。本作の特徴は何と言ってもそのビジュアル。ピクセルアートと手描きアニメーションを高度に融合させ、さらに1980年代を彷彿とさせるブラウン管特有の画面のにじみやかすみ、角が丸い縁取りなどが表現されており、開発者のこだわりが感じられます。ゲームのスタート画面が、1970年代末に公開された伝説的な映画「スターウォーズ」のポスターのパロディなのも、こうした文化への愛を感じます。嬉しいことに日本語への対応もされているので、馴染みの言語でゲームの世界に没入できそうです。『Glitchpunk』『Glitchpunk』は、「グランド・セフト・オート2」や「Hotline Miami」のような見下ろし視点で描かれるアクションゲーム。昨今多く発売されゲーム業界では一大ブームの感もあるサイバーパンクですが、本作もまた怪しく煌めくネオンと荒廃した世界、そして巨大企業の支配を基調とするサイバーパンクド真ん中の世界観となっています。主人公は「グリッチ」と呼ばれる特殊な特性を持つアンドロイドとなり、アメリカの砂漠の遺跡から核戦争後の冬のサイバーパンクなソビエトロシアまで幅広い4つの都市で契約を取り、お金を稼ぎ、自分自身をアップグレードしつつ複数の異なるエンディングを目指していきます。見下ろし視点ながらも、2Dと3Dがうまく組み合わさり軽快でド派手なアクションを楽しめる本作。プレイヤーの一挙手一投足に合わせて巻き起こる爆発と混沌は、ネオンの怪しい輝きと共に画面を彩ります。「グランド・セフト・オート2」の自由度に「Hotline Miami」のような銃撃戦、さらに高品質なビジュアルと多くの方にお勧めできる『Glitchpunk』は、日本語の対応も予定されています。『Trail of Ayash』3人称視点のオープンワールドRPG『Trail of Ayash』は、先コロンブス時代のネイティブアメリカンの人々と、彼らの闘争をテーマにしています。先コロンブス期とはクリストファー・コロンブスが1492年から1504年の航海を行った以前を指し、白人ヨーロッパ社会の影響がみられない、ネイティブアメリカン独自の文化や社会が維持されていた時代のことです。オープンワールドで描かれる本作は、ネイティブアメリカンの神話と伝説を基調にしながら狼男やウェンディゴなどのモンスターも多く、彼らの独特な文化をファンタジー的な切り口で楽しめます。もちろん、ネイティブアメリカンの様々な部族との交流や戦闘も楽しめるようです。ゲームの題材としては非常に珍しいネイティブアメリカンのみの時代を描いた『Trail of Ayash』。彼らの歴史や文化に興味のある方にはたまらない作品となるでしょう。なお、製品版では日本語対応も予定されています。『Ashwalkers』特徴的なビジュアルで描かれるサバイバルゲーム『Ashwalkers』の舞台は、火山の噴火が起こってから200年後の荒廃した地球。そのため世界は、灰の嵐やブリザード、酸性雨が吹き荒れる厳しい環境となっています。そうした厳しい環境を表現するため、本作では赤い血の描写以外をすべて白っぽいモノトーンで描く、特徴的なビジュアルとなっています。プレイヤーはそんな厳しい世界で、グループの勇敢な隊長Petra、割り切った性格の戦士Sinh、若く楽観的な学者Kali、警戒心の強い偵察係Nadirの4人を操作して生き抜きながら、居住が可能な土地の発見を目指します。サバイバルゲームとしては珍しくストーリーも豊富で、34種類ものエンディングが用意されています。またSteamストアページにて「うまくいった場合、一周は約2時間」とうたわれる手軽さも魅力的です。なお、日本語の実装予定は記事執筆時点ではありません。『黄昏ニ眠ル街』『黄昏ニ眠ル街』は、Orbital Expressが開発し、『常世ノ塔』や『Necrobarista』などのパブリッシングを手掛けたPLAYISMが販売。ビジュアルはオリエンタルな『アトリエ』シリーズのような雰囲気で、優しいタッチで描かれる魅力的な世界観と、漫画・アニメ的なデザインのキャラクターが特徴的です。移動とジャンプを主体に動く足場や崩れる床といった障害物を進んでいくアドベンチャーゲームで、ハードなプレイというよりは、プレイを通じて世界観を楽しむといったゲームデザインになっています。本作の特徴は先ほど述べたビジュアルに並んで、音楽に力が入っているという点です。Snail's Houseとしても知られるエレクトロニックミュージシャンUjico*氏が楽曲の制作を担当しており、ゲームで描かれる、ゆったりとした時間が流れる不思議な街の雰囲気が音楽で表現されています。配信されているデモ版は本作を15分ほど楽しめる内容となっており、魅力的な本作の一端を垣間見ることができます。「黄昏ニ眠ル街」という東洋世界を旅するゲームを作っています STEAM→ https://t.co/wx2FQjnnyL #誰か優しい人が拡散してくれてフォロワーさんが増えるらしい pic.twitter.com/0B3w5Vzy3H— nocras (@nocras666) May 26, 2020 ツイッターでも積極的に告知されている本作。デモ版を遊んで気に入った方は、開発者のツイッターもあわせてフォローし、応援するのはいかがでしょうか。『No Plan B』『No Plan B』は、見下ろし視点から隊員に指示を出して敵を制圧するミリタリー系ストラテジー。プレイヤーは部隊の装備を選択して突入ルートを計画、人質の救出といった目的の達成を目指します。突入ポイントを選び、銃器・防具・手榴弾のリストから状況に合わせて最適な装備を選択。ブリーチング、クリアリングといった行動を計画していきます。計画の内1つでもミスがあれば部隊の壊滅を招くこともある、シビアでリアルなゲーム性が魅力です。ディフォルメされたローポリの隊員も特徴的な本作には、ミッションを選択して進めるキャンペーンモードやミッションを1つ単位で選んでプレイできるシングルミッションモード、プレイヤー間で制作したマップを共有できるレベルエディター機能などが存在。人質の救出を目指すヒーロー側のミッションだけではなく、銀行強盗などヴィラン側のミッションも計画されているとのことです。残念ながら日本語は用意されていないものの、文章量は少なくUIも直感的に操作できるので、英語が苦手でも気軽に遊べそうです。『Timberborn』『Timberborn』は、ユニークな世界観で進行しつつも、そのゆるふわなビジュアルに反して非常にシビアな面を持つ都市開発・コロニービルディングゲーム。プレイヤーは、地球を荒れ地に変えて絶滅した人類に代わり、「住環境を整備する能力を持つ、人間以外では唯一の生物」という習性を活かして繫栄を目指すビーバーたちを導いていきます。本作では通常の都市開発に加えて、治水や垂直方向の建設を行っていきます。何と言っても難しいのが乾季の襲来で、荒廃した地球では水の確保が大変重要となります。緩慢になりがちな都市開発ゲームに定期的な乾季が緊張感を与え、プレイヤーを夢中にさせるという点で、本作は非常に巧なゲームデザインをしていると言えるでしょう。なお、本作についてはデモ版のプレイレポを掲載していますので、そちらもご覧ください。さて、ここまで様々なジャンルの7タイトルをご紹介してきましたが、「Steamゲームフェスティバル」ではさらに多くのゲーム作品が皆様を待っています。2月10日午前3時(日本時間)まで残り少し。本稿が、読者の皆さんが遊びたいゲームを見つける一助になれば幸いです。なお、Game*Sparkでは「Steamゲームフェスティバル」にあわせて公開された体験版から気になる作品をいくつかピックアップして、プレイレポをお届けしています。ページ下部の「編集部おすすめの記事」にていくつかご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

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