
年に一度のチョコレートの祭典として親しまれている高島屋のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」が、今年は店頭とオンラインで開催されています。高島屋のバイヤーが厳選した日本初上陸のブランドから、おうち時間が増えた今ならではのチョコレートなど、目が離せないものばかり。
そんな100以上のブランドが集う同イベントで販売されるチョコレートのなかから、注目の逸品をピックアップしました。2021年のバレンタインのトレンドと楽しみ方をご紹介しましょう。
日本初上陸ブランドのキーワードは「台湾」と「サステナブル」

日本初上陸の海外ブランドが多数登場するのもアムール・デュ・ショコラの特徴。今年の初上陸チョコレートで注目したいテーマは「台湾」と「サステナブル」です。
まずご紹介したいのが、2016年・2017年のインターナショナルチョコレートアワード アジア・パシフィック部門で台湾ブランドとして初受賞した『YUショコラティエ』。トリュフをはじめ、ジャスミンや文旦の花の蜜など、台湾産素材の魅力を引き出したボンボンショコラが登場します。

台湾=チョコレートというイメージはあまりありませんが、オーナーパティシエのYu氏はフランスの『ジャック・ジュナン』での修業経験もあるスゴ腕。チョコレートには台湾ならではの食材が使われているので、味覚で台湾旅行気分を楽しめるというのも、このご時勢には嬉しいですね。

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続いて注目したいのが、日本初上陸となるフランスのブランド『ミニャール』のサブレサンド。こちらはバニラやカシスなど4種類のサブレにジャンドゥーヤのガナッシュをサンドしたもので、フランスの国際有機認証機関であるECOCERT認証を取得。生物分解可能なプラスチックを包材に使用するなど、サステナブルな取り組みも注目されているブランドです。
高島屋のバイヤーが注目する気鋭のショコラティエは?

もちろん、世界的に著名なショコラトリーもハズせません。パリのマレ地区に店舗を構える『ジャック・ジュナン』のジュナン氏といえば、数々の受賞歴を誇る超有名ショコラティエ。同氏のスペシャリテ「キャラメル」を始め、さまざまな素材を組み合わせたバータイプのショコラは一度食べる価値あり。