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日本ハム・万波中正 「飛ばす」から「捉える」への思考転換/飛躍の1年を誓う

週刊ベースボールONLINE


高いポテンシャルを発揮して頭角を現したい

 昨季は、まさかの一軍昇格なし。万波中正は「とにかく実力不足。腕がないとしか言えない」と潔く振り返った。春季キャンプは一軍スタート。実戦でも多くのチャンスをもらって経験を積んだが、開幕後は伸び悩んだ。イースタン・リーグでは58試合出場で209打数41安打、打率.196。1年目の19年は14本塁打だったが8本塁打。飛躍が期待された20年は二軍生活に甘んじた。

 3年目が始まった年明けに、もがいた1年間について「去年は頑張る方向性みたいなものが、全体的によくない方向だったのかな」と自己分析した。持ち前のパワーを前面に押し出そうとしていた。「とにかくホームランを打ちたいということでフルスイングしようと思っていたけど、それで打率も下がった」。ボールを強く叩くためにオープンスタンスに構えるなど試行錯誤も、結果が出ないままシーズンを終えた。

 今季は思考を組み立て直して臨む。「しっかり捉えた結果がホームランになると思う。自分のパワーとかも考えながら」。飛び抜けた身体能力は折り紙付き。飛ばそうとしなくても飛ぶのが、万波の魅力だ。「当てにいくわけではないが、確実性を求めたい」。むやみに振り回さず、バットの芯でしっかりとボールを捉える。昨季の悔しさを糧に、進む道を軌道修正した。

 新成人となり、頭角を現したい1年にもなる。「21歳になる年。プロに入ってきた時とは明らかに若さも立ち位置も違う。本当に気を引き締めてやりたい」。目標は外野のレギュラーを奪うこと。高い壁となる先輩も多いが、ポテンシャルの高さは誰よりもある。「飛ばす」から「捉える」という思考転換を起点に、走攻守で突き抜ける1年にしたい。
写真=BBM

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