
Hi-Hi上田浩二郎さんが「ツカミ」の面白い本を半年間にわたって紹介してきた本連載。今回で最終回をむかえました。
最後にどうしてもこれだけは紹介したい!と上田さんが選んだのは、芸人人気も高いあの自伝的エッセイ!悩める人へのエールも込められた名作のどこにツカまれたのでしょうか?
最後にどうしてもこれだけは紹介したい!と上田さんが選んだのは、芸人人気も高いあの自伝的エッセイ!悩める人へのエールも込められた名作のどこにツカまれたのでしょうか?
なにごとかを成したい人は絶対ツカまれる!『リンダリンダラバーソール』
どうもね!最近みんなどう?お餅!ぺタ~んといってる?
僕が人生でツカまれた本を紹介してきたこの企画。今回が最終回ってことで最後っていえばこれ!
著者大槻 ケンヂ 出版日
『リンダリンダラバーソール』大槻ケンヂ著。大槻さんと言えば筋肉少女帯は勿論ソロでも活躍するアーティスト。90年代に起こったバンドブーム。その渦中にいた大槻さんの半自伝だ。 この本のファンの人(特に芸人)は多くて散々こすられてきてるとは思うんだけど、90年代当時を知ってる人。それから
「何か始めたいんだけど、自分が何を始めたらいいのかさっぱりわからない人」
(『リンダリンダラバーソール』あとがきより引用)
に絶対にツカまれること間違いなしなのでぜひ読んでみてほしい。
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俺なんてツカまれすぎて自分が書いた本の中で、この本に出てくる一文をまんまパクって書いちゃった。そのことを大槻さん本人にお会いした時にお詫びしたら、軽く「いいよ~」と言ってもらった。気さくな方でよかった。
大槻ケンヂの人生を知ると、「何がどーなるか本当にわからない」って思える!
ボンクラ学生だった大槻さん、世の中の流れでいつの間にか二十代そこそこでメジャーレコード会社からデビューすることになる。デビューするから大学を辞めることを母親に告げると「革ズボンは買ったの?ロックやるなら革ズボンよ」とくる。さすがロックバンドのお母さんだ!
更新日:2021年1月20日