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4度目の甲子園へ。中国8強・岡山学芸館(岡山)の上位進出のキーワードは『チーム力』【後編】

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 ただここからが甘くなかった。準決勝の創志学園戦は2対0とリードしている展開から逆転を許して敗戦。「継投のタイミングを改めて学ぶことが出来ました」と佐藤監督は振り返るが、3位決定戦で倉敷工を9対7で下して何とか中国地区大会へ進んだ。

 初戦の石見智翠館には11対7の乱打戦に持ち込んで勝利したものの、準々決勝・下関国際には1対5で敗戦。武器だった打線を封じられる形となった。

 「負けた2試合とも打線のつながりに欠ける内容となってしまいました。だからこそ、どれだけ相手のことを思ったり、人のことを考えてあげられるかがプレーにもつながることを感じました」(酒井 尋如主将)

 佐藤監督もグラウンド以外の時間が大事だと感じているが、それは酒井主将とは違う意味でポイントに置いている。

 「ウチは総合力で戦うチームなので、全員野球で戦う雰囲気が大事ですが、それはグラウンド以外の家や学校での時間の方が長いので、そっちでどれだけ考えて過ごせるかがポイントだと思っています」

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 酒井主将は新チームスタート時に「次はお前らだ。甲子園は任せたぞ」という一言を先輩方からもらったとのこと。その約束を果たすため、そして2年ぶりの甲子園への課題は明確になっている。

 「春、そして夏を戦う体力づくりが大切だと思いますが、あとは守備でのミスを減らすことが大事だと思います」

 そして佐藤監督は春への意気込みでこのような言葉を残した。

 「対応力は欲しいと思っています。ただスタメン9人、もしくはベンチやスタンド含めて全員で相手投手をどうやって攻略するのか。だから時には自分が犠牲になっても良いと思えるような選手たちを育てたいと思います」

 夏を見据えて常にチームを作り続けように佐藤監督は意識されているとのことだが、今年はどのような成果を上げるのか。岡山の新鋭は今もなお夏に向けて準備を続ける。

(取材=編集部)


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