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楽天・藤田一也 若手の手本として存在感を/最年長の意地

週刊ベースボールONLINE


後輩たちと喜びを分かち合いたい

 昨シーズン、誰より悔しい思いをしたに違いない。藤田一也は楽天移籍後では最少となる55試合の出場に終わった。「難しいシーズンだったし、いい状態で開幕できなかったというのが成績にも出ている。結果を残せず、本当に悔しいシーズンになりました」と唇をかんだ。

 2018年オフにFAで浅村が加入し、20年ドラフト1位で小深田が加入。過去に3度、二塁でゴールデン・グラブ賞を獲得した名手も、昨季は先発出場ゼロに終わった。シーズンで1度もスタメン出場できなかったのは、楽天加入後では初めてだった。

 21年7月には39歳を迎え、チーム最年長となる。「21年はしっかり試合に出て、若い選手に負けないように。その中でもいい手本になれるような選手になっていきたいなと思います」と意気込みを語った。台頭する若手の見本となるべく、懸命に野球に打ち込む考えだ。

 シーズン中、ライバルであるはずの小深田から何度も助言を求められた。小深田が「藤田さんから、守備でも攻撃でも体の使い方を教えてもらった」と感謝するほど、丁寧に応じた。現役選手としてのこだわりを持つ一方で、チームが日本一をつかみ取るためには、若手への助言も惜しまないつもりだ。

 1月の自主トレは、ともに2年目の内野手である小深田や黒川と一緒に汗を流している。「若い選手が出てこないとチームの底上げにもならないと思う。今まで自分がやってきた経験とか技術、何か一つでもいいものにしてもらえれば」と語った。

 プロ17年目の目標は、13年以来となる日本一だ。「若い選手と一緒に日本一を味わいたい」。誰からも愛されるベテランは、まさに手本となってチームを引っ張る。

写真=BBM

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