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高級車はこうでなくちゃ!レクサスの旗艦「LS」が原点回帰で極上の乗り味が復活

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1989年に、北米市場での展開がスタートしたレクサス。その鮮やかなスタートダッシュを牽引したのが旗艦モデルである「LS」だ。

その後、乗り味の変化などでかつての名声に陰りが見えたこともあったが、2020年秋に登場した最新モデルは格段に実力を高めてきた。今回はそんな最新型LSを紹介する。

■高級車づくりの方向性を一変させた初代LS

いわずもがなだが、レクサスはトヨタ自動車が展開するプレミアムカーブランドだ。レクサスの各モデルはトヨタ車とは異なるチームが開発を担当し、レクサス独自のディーラーで販売される。

差別化を図る狙いは、従来のトヨタ車では満足できなかった顧客の心をつかみ、メルセデス・ベンツやBMW、そしてアウディといったドイツのプレミアム御三家にチャレンジすること。そのためレクサスは、ドイツのプレミアムブランドに準じる品質や安全性、そして走行性能を備えつつ、日本車が得意としてきた優れた信頼性や経済性までをフォローする新たなプレミアムカーブランドを目指してきた。

日本市場には2005年から導入されたレクサスだが、北米ではひと足早く1989年から販売がスタート。フラッグシップセダンとして展開した「LS」(日本名はトヨタ「セルシオ」)はデブビュー直後から現地で大ヒットを記録する。その北米マーケットでの成功から、レクサスのサクセスストーリーは始まったのだ。

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初代LS

それまでの日本車は、安くて信頼性のあるクルマとして高い評価を受けていたが、決して人々に憧れを抱かれるような存在ではなかった。しかしLSは、そうした日本車のイメージを完全に過去のものとしたのである。

初代LSのどこが評価されたのか? それは圧倒的なまでの快適性だった。キャデラックやリンカーンといったアメリカの高級車ブランドや、北米でも憧れの対象となっていたドイツ・プレミアムブランドの上級セダンは、当時、振動や乗り心地の対策がまだまだ徹底されていなかった。しかし初代LSは、高級車ユーザーは快適性を求めていると判断し、振動や乗り心地、加えて信頼性を徹底的に磨き上げたのだ。

その象徴ともいえるのが、アメリカで流れた初代LSのテレビCMだ。なんと、ボンネットの上にシャンパンタワーを設置し、そのままエンジンを始動させてもタワーが崩れない様子を流したのである。このテレビCMは人々の間で大きな話題となり、レクサスは新規ブランドでありながら一気に注目を集める存在に。もちろん、LSを始めとするレクサス車も“本物”だと認められ、大きな支持を得たのである。

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