
14日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、13日に行われた記者会見での、菅義偉首相の発言について掘り下げた。その中で、コメンテーターのモーリー・ロバートソン氏の発言に、視聴者から多くの反響が寄せられている。
■「外出自粛は夜8時以降」誤解する人も?
緊急事態宣言の対象地域に7つの都府県を追加し、11都府県に拡大することを発表した菅首相。
13日の会見では、昼夜問わず外出自粛を呼びかける発言をしたのだが、同番組が行なった街頭インタビューでは、以前の会見で菅首相が「夜8時以降の外出自粛」を強調する発言をしていたため、「夜8時までに家に帰ればいい」「外出自粛は夜8時以降だけ」と誤解している人が少なくない実情が浮かび上がった。
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■論理的説明であれば多くの人が納得できる菅首相の発言の仕方については、加藤浩次も「言葉が一定にとどまっていないというか、同じ言葉を使い切っていないなって…」とコメント。
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モーリー氏は「論理的に説明を受けると、ほとんどの人が納得できる内容だと思う」としつつも、現状の菅首相の発信の仕方では「国民が『(菅首相は)本当は何を考えて喋っているんだろう』と解読しようとする」「我々が暗号のような総理の言葉を解読している事態が、本末転倒だと思います」と言及した。
■プランCまで選択肢を示して続けてモーリー氏は、菅首相の発言に隙きがあることにより、様々な憶測が入り込んでしまっていることも指摘する。
「そういった憶測をなくして脇を締めるためにも、論理的でかっちりしたプランB、プランCまで選択肢をしっかり見せたうえで、国民を説得するのが良いと思います」「とにかく失言だけはしないようにじっと守りに入っているように見えてしまう」ともコメントした。
■視聴者からも様々な反響
モーリー氏の指摘に、加藤も「モーリーさんの仰ることわかる。やっぱり、はっきりした発信をしないと、本位ではない憶測も入ってきてしまうということですよね」と共感。
視聴者からも「要らぬ憶測が入り込む余地があるのは確かだ」など、共感を示すコメントが多数つぶやかれている。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)