
「何年も前に覚えている?あなたの素敵な友人、エルトン・ジョンをラスベガスで見たでしょ。『可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)』をまるで初披露するかのように演っていた。彼にとってそれは酸素のようなものなんだとあなたは気づいた。人生を変えるような瞬間で、歌やダンスをあなたは楽しんではいたけど、それは自分の情熱ではなかった」
「あの日、あなたは自分自身の夢の探求を始めた。スパイス・ガールズから退く時だった。初めて一人で冒険に出たから、それは怖かった。自分を定義していた章を閉じるのは恐しいことだったから」
その後、自身の名を冠したブランドを設立し、今ではデビッドとの間に4人の子供を持つ母でもあるヴィクトリアはこう続けた。
「あなたはこれからも自分を改革し続けていく。否定してくる人間を無視しながら、新たな挑戦をし続けていく。世間一般の通念を超えた視点を持ちあなたは自分の道を常に切り開いていく。まずはファッションにその情熱を見つけた。次にビューティーの分野。今度は何? 私はそれが知りたくて仕方がないわ」