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「本当によく酒を飲んだ」安仁屋宗八。初めてオフに遊ばず防御率1位

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「令和に語る、昭和プロ野球の仕事人」 第14回 安仁屋宗八・後編 (前編から読む>>)

 毎シーズン、広島東洋カープを温かく見守る大物OBとしてファンに親しまれている安仁屋宗八(あにや そうはち)さん。個性豊かな「昭和プロ野球人」の過去のインタビュー素材を発掘し、その真髄に迫るシリーズの14人目として、旧広島市民球場からの本拠地移転をきっかけに2008年に行なわれた取材を取り上げる。

 前編では”沖縄野球界のレジェンド”でもある安仁屋さんの、プロ入りまでの歩みが語られた。後編ではメインテーマだった市民球場の話題とともに、”あの時代のプロ野球”の空気感が伝わってくるエピソードが明かされる。


1966年7月、巨人戦で9回にノーヒットノーランを逃し苦笑する安仁屋(写真=共同通信)

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 安仁屋さんはさまざまな方向に話が飛んでも、”市民球場の思い出”という主旨からは外れていないことに驚く。最初に頼んだアメリカンコーヒーは飲み干され、ウェイトレスが片づけに来たところで2杯目を頼み、左手で顎髭(あごひげ)をさすりながら言った。

「あの、巨人戦いえばね、僕は1カード全部、投げたときもあったんです。1試合目、完投して、2試合目、3イニング投げて、3試合目も投げたんです。その3試合目、長嶋さんに打たれたんですけど、1球目、シュート投げたら、『うーん、この球、打てないよ〜』って、僕に聞こえるように言うたんですね。それで今度、スライダー投げて、勝負、シュート。長嶋さん、ハイ、待ってました、いう感じで、体開いてね、カーンと二塁打。それで負けたんです」

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