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セ・リーグ6球団 今季、一番打者を務めるのは誰だ!?

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ



巨人・梶谷隆幸

 リーグ2連覇を果たした2020年は、腰痛から復帰した吉川尚輝が開幕戦を含め46試合で一番に座った。ただし、一番でのシーズン打率は.242。後半戦は二番の松原聖弥とフレッシュな25歳コンビで一定のパフォーマンスを見せたが、物足りなさが残ったのも事実だ。このオフはDeNAから梶谷隆幸をFAで獲得。20年は主に一番に座り、リーグ2位のシーズン打率.323。19本塁打と、一発長打もあり、原辰徳監督も「期待するのは一番、五番。この辺を任せられる選手が入ってきた」と目を細め、「理想の中では一番・梶谷、二番・坂本(勇人)、三番・丸(佳浩)、四番・岡本(和真)。強いパーツが1人加わったと」とオーダーを思い描いている。指揮官の期待どおりに打線がつながれば、リーグトップだった得点力はさらに増すこととなる。

阪神タイガース



阪神・近本光司

 虎の一番打者はこの男しかいない。入団以来2年連続盗塁王に輝いた近本光司だ。しかもルーキー以来2年連続でチーム最多安打を記録しており、誰がどう見ても近本が一番打者として適任だ。昨季は近本が塁に出て盗塁し、得点圏に行き、クリーンアップの大山悠輔やサンズが打点を挙げるというパターンが多く、それが2位という成績になって表れた。近本本人も盗塁から得点が生まれることが多かったことを実感しており、今季も「100得点」が一番の目標になっている。そのためにも打撃の向上を目指し、春季キャンプへと準備を進めている。

中日ドラゴンズ



中日・大島洋平

 考えるまでもない。中日のトップバッターを務めるのは今年も大島洋平だ。35歳で迎えた昨シーズンは巧みなバットコントロールで左右に打ち分け、146安打で2年連続の最多安打タイトルを獲得した。打つだけではない。足のある選手が少ないチームにおいて、走塁からチームを勢いづけることができる貴重な存在でもある。昨シーズンはチームトップの16盗塁。通算250盗塁にもあと17まで迫っている。過去にチーム事情でほかの打順を打つこともあったが、やはり打って走れる大島には一番がよく似合う。状況に応じた打撃ができるのも持ち味のひとつ。衰え知らずのリードオフマン、与田剛監督も「一番・大島」は外せないだろう。

横浜DeNAベイスターズ



DeNA・神里和毅

 梶谷隆幸がFAで巨人移籍にした今季、神里和毅がリードオフマンを務めることになるだろう。とはいえ、その座は安泰ではない。神里は過去2年、一番打者と期待されながらシーズンを通してチームをけん引できていない。プロ入り2年目の2019年は「一番」に定着しかけたが、シーズン後半は打撃不振でスタメン落ちする試合も多かった。20年はオープン戦の不振、さらには梶谷を相手にポジション争いで「力負け」。入団以来、最少の80試合出場にとどまった。大きなチャンスがめぐってきた21年。ムラのない打撃、積極的な走塁で「一番」の座をつかみたい。

広島東洋カープ



広島・大盛穂

 広島にとって大きなポイントとなる打順だが、センターの定位置争い(西川龍馬はレフトに回る可能性大)と相まって候補者乱立の様相だ。実績では長野久義(昨年は13試合一番起用で、そのときの出塁率は.339)だが、今年37歳になる選手に長期間の一番打者を期待するのは酷。大盛穂(同22試合、出塁率.306)、宇草孔基(同11試合、出塁率.295。ただし昨年10月に右足を手術)、野間峻祥(同6試合、出塁率.263)らの候補者から、誰かが出塁率をアップさせて定着してほしいところ。それらの選手が思いどおりに伸びてこない場合は、昨季後半に打撃の調子を取り戻してきた上、四球も選べる田中広輔が、かつての定位置に返り咲くことになるか。

東京ヤクルトスワローズ



ヤクルト・山田哲人

 昨季は開幕戦から2試合連続で、坂口智隆が出塁→山田哲人が本塁打という形で、初回に2点以上を奪う戦いを展開した。64試合で一番打者を務めた坂口が今季も有力候補に挙がるが、シーズン終盤は山崎晃大朗や濱田太貴、塩見泰隆らも一番を務めた。現段階では予測不可能と言える。ただ、今季はホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナという2人の大砲を獲得し、ソフトバンクから内川聖一を獲得した。彼らを四番・村上宗隆の両脇を固めるクリーンアップに据えられれば、山田哲人や青木宣親を上位打線に入れることも可能になる。新戦力次第では、昨季とまったく違った姿の一番打者が誕生する可能性がある。

写真=BBM

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