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広島・森下暢仁以外にも続々…2021年シーズン注目の年男は?

週刊ベースボールONLINE

 自分の干支とその年の干支が同じ男性のことを「年男」という。その1年は「干支の守護が受けられる」ために、野球選手の場合は飛躍の1年になるといわれている(厄年のために注意の1年という説もあるが……)。今年の干支は「丑」となり、プロ野球選手の場合、1985年、1997年生まれの選手が「年男」に当たる。今回は、2021年シーズン注目の丑年生まれの選手をピックアップしてみた。

魅力十分の丑年生まれの若手選手



昨年、セ・リーグ新人王に輝いた森下も年男だ

 1997年生まれの注目筆頭株が、広島の森下暢仁だ。プロ1年目の2020年シーズンは18試合に登板し、10勝3敗、防御率1.91。投手タイトルに届きこそしなかったが、抜群の成績で新人王に輝いた。特に制球力はリーグでも屈指で、どのような局面でも淡々と投げ込むメンタルの強さも新人とは思えないものだった。2年目となる2021年シーズンは、届かなかった投手タイトルを目指したい。


昨年9月10日の阪神戦でプロ初安打を本塁打で飾った蝦名

 梶谷隆幸と井納翔一の2人が巨人に移籍したDeNAは、その穴埋めが必須となる。そこで期待したいのが、丑年コンビの蝦名達夫と坂本裕哉だ。蝦名は長打力がラミレス元監督から高く評価されており、2020年シーズンは代打出場した阪神戦で豪快なプロ初本塁打を記録。まだまだ課題は多いが、その打撃力は相手チームの脅威となるだろう。坂本は先発ローテーションの一角として起用され、10試合で4勝1敗。防御率は5.67とまずまずだったが、2021年シーズンはさらなる飛躍が期待できるだろう。


昨年の日本シリーズでも登板した杉山

 次々に魅力的な若手選手が出てくるソフトバンクは、プロ3年目の投手・杉山一樹が注目の年男。プロ2年目となった2020年シーズンは、7月に一軍に昇格すると初登板試合で157キロをマークした。その後は再び二軍落ちするも、9月に再昇格するとそこから9試合で起用され、最終的に11試合で防御率2.16を記録。日本シリーズでも1回を無安打無失点に抑えており、今年はさらに登板数を増やしたいところだ。

 今年でプロ2年目を迎えた楽天の津留崎大成も年男だ。2020年シーズン、ルーキーながら開幕一軍をつかみとった津留崎は、レギュラーシーズンでは中継ぎとして33試合に登板。一時期は9試合連続無失点を記録するなど好投を続け、最終的に1勝1敗1ホールド、防御率4.19と充実のルーキーイヤーとなった。昨年の楽天は中継ぎ陣が崩壊する場面が多く、チーム失速の原因となった。津留崎は楽天の勝利の方程式の一員としての働きが期待される。

連続タイトル獲得や復活を期す丑年のベテラン



大島は今季、3年連続最多安打のタイトルを狙う

 1985年生まれのベテラン選手では、2シーズン連続で最多安打タイトルを獲得している中日・大島洋平に注目したい。シーズン100安打以上を2012年から9年連続で記録しており、コロナ禍で調整が難しかった2020年シーズンも146安打と活躍した。今年で36歳になるが、まだまだ若手に負けないプレーを期待したい。

 昨年9月に、ロッテで9年ぶりとなる日本球界に復帰を果たしたチェン・ウェイン。コロナ禍の影響で調整が満足に行えず、4試合に登板して勝ち星なしに終わってしまった、オフに自由契約になったチェンは、阪神に加入。今年は10年ぶりとなるセ・リーグのマウンドに立つことになる。中日時代の2009年には現役選手では最高記録となる防御率1.54を記録。久しぶりのリーグ優勝を目指すチームに貢献したいところだ。

 ほかにも、日本ハムの宮西尚生やロッテの荻野貴司、広島の松山竜平が年男。外国人選手は、チェン以外ではソフトバンクのジュリスベル・グラシアル、西武のエルネスト・メヒア、オリックスのアダム・ジョーンズも1985年生まれだ。こうした丑年のベテランのプレーにも注目だ。

 まだ新型コロナの影響は収まらず、2021年のプロ野球は厳しいシーズンになることが予想される。しかし、気合あふれるプレーが、コロナ禍で滅入ったファンの心を奮い立たせてくれるはずだ。今年「年男」となった選手には、一層の活躍を期待したい。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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