
image credit:greetjehakvoort/Instagram
動物間の種を超えた絆は美しい。このほどオランダで、黒い斑点柄を持つ馬とポニー、そしてダルメシアンの仲良しトリオが、ネット上で注目を浴びている。
真っ白な雪の中を翔けるトリオの姿は、まるでディズニー・ファンタジーの世界そのものだ。飼い主の女性は「3頭は素晴らしい信頼関係を築いている」と話しているという。『Metro』などが伝えている。
黒い斑点がお揃いの馬、ポニー、ダルメシアン
オランダ中部コートウェイケルブルクに住むグリーシェ・アレンズ=ハックホートさん(35歳)は、調教師の仕事をしており、敷地内で複数の馬やポニーを飼育している。
その中でも、アパルーサ・スタリオンの馬ネバダ(10歳)とシェトランド・ポニーのナポレオン(6歳)は、一家の飼い犬ダルメシアンのジャック・スパロウ(2歳)と同じ黒い斑点を持ち、この3頭はとても仲良しなのだそうだ。
馬とポニーと犬が築く強い信頼関係
グリーシェさんの娘ジョリー・ルナ・アレンズちゃん(7歳)は、同年に生まれたポニーのナポレオンと一緒に育ち、絆を結んできたという。
ジョリーちゃんはナポレオンに乗り、グリーシェさんはネバダに乗って、その側をジャック・スパロウが歩調を合わせて歩いていく。
2人と3頭の散歩は楽しい日課だ。
ずっとダルメシアンが欲しいと思っていたので、こんな素晴らしい形で願いが叶いました。トリオを見た人たちからは、ディズニー映画の101匹わんちゃんを思い出すようで、自然と笑みがこぼれます。
ジャック・スパロウは、まだ小さかった頃は自分を馬だと完全に思い込んでいました。すぐに2頭と仲良くなり、絆を育みました。(グリーシェさん)
先日、インスタグラムでトリオが雪原を翔ける姿をシェアしたところ、「まるでディズニー・ファンタジーの世界」と大きな注目を浴びた。
その姿からは、種を超えた3頭の強い信頼関係がうかがえる。
馬に大切なのは信頼です。馬は、信頼が存在すると快適に感じ、自信を持ち、力強く育ちます。ジャック・スパロウはまさにその信頼関係を2頭と上手く築き上げているし、3頭の間には多くの愛が溢れています。(グリーシェさん)
敷地内には、他にも3頭斑点を持つ馬が飼育されている。
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情熱を持って馬を育てているグリーシェさんは、今後も斑点柄の馬が増え続けていくことを楽しみにしている。
なお、ネバダとナポレオン、ジャック・スパロウの仲良しトリオの日常は、インスタグラムアカウント『greetjehakvoort』から閲覧できる。
written by Scarlet / edited by parumo