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ソフトバンク・杉山一樹 エースに一歩でも近づくために/新年の決意

週刊ベースボールONLINE


昨年の日本シリーズで157キロをマークした杉山。千賀のように3年目でのブレークなるか!?

 ポテンシャル十分の剛腕が、24歳となるシーズンでブレークを狙う。今季3年目の杉山一樹は昨季、自己最多の11試合に登板。防御率2.16を記録するだけでなく、最速157キロの剛速球を武器に、計16回2/3を投げて22奪三振と潜在能力の高さを見せつけた。2020年1月の自主トレ時に、エース・千賀滉大が「すでに自分を超えた」と潜在能力の高さを認めた右腕。日本シリーズでも1イニングの登板ながら、剛球で巨人をねじ伏せた。「2年目は中継ぎでやらせてもらったけど、やっぱり先発で勝負したい」。自主トレで師事するエースに一歩でも近づくための勝負の1年と3年目を位置づける。

 能力の高さは折り紙付きだが、チームの先発陣は12球団屈指の陣容を誇るだけにポジションを勝ち取るのは容易ではないことも確かだ。昨季投手3冠の千賀、2冠の石川柊太はもちろん、開幕投手を務めた東浜巨、8勝を挙げたベテラン・和田毅、19年に先発で12勝を挙げた高橋礼や武田翔太、二保旭、笠谷俊介ら実績のあるメンバーがひしめく。それだけに、しっかりと現実を受け止め足元を固めて戦っていく。思い描いているのは、師事するエースが歩んできた道だ。

 千賀はプロ3年目、支配下2年目の13年に中継ぎで51試合に登板し防御率2.40の成績でブレーク。先発転向への土台を固めた。それだけに杉山は「(21年は)中継ぎなら50試合は投げたい。そこで実力をつけ、いつか先発させてみたいと思わせたい」と意気込む。丑年の年男。かつてはグラブに「牛一頭」と刺しゅうを入れるなど独自の世界観で周囲を驚かせてきたが、今季はグラブに「男は鶏胸肉」と刺しゅうする。規格外の剛腕が、節目の1年で大きな輝きを放ってみせる。

写真=BBM

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