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パ・リーグ6球団 2021年、期待度No.1のルーキーは誰だ!?

週刊ベースボールONLINE

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・早川隆久

 チームの補強ポイントを埋めるべく、2020年のドラフトでは支配下として指名した6人中、実に5人が投手だった。その中で即戦力として最も期待されるのが、1位の最速155キロ左腕・早川隆久(早大)だろう。背番号「21」はかつて岩隈久志が背負った初代エースナンバーであり、球界を見渡せば早大の大先輩で同じ左腕の和田毅(ソフトバンク)も着ける重みのある番号。ここに期待の大きさが表れている。「開幕一軍を目指し、新人王を獲れるような選手になれれば」と、本人も大いなる野望を抱く。将来のエースの第一歩に注目が集まりそうだ。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・中森俊介(明石商高時代)

 先発左腕不足なだけにドラ1・鈴木昭汰(法大)への期待は大きいが、“長い目”で見れば、高卒右腕のドラ2右腕・中森俊介(明石商高)に寄せられる期待はさらに大きくなる。育成プログラムが構築されるチームは、高卒1年目は基礎体力の向上が主。昨季のドラ1右腕・佐々木朗希は体づくりに終始したが、中森は例外となる可能性も十分にある。井口資仁監督は「朗希(佐々木朗希)とは違うタイプというか、高校時代から投げ込んでいるので」と、早期実戦デビューの可能性も示唆。高校1年時から甲子園で登板し、2年時はエースとして春夏連続の4強入り。力強い直球に多彩な変化球、さらに制球力も高く、将来性に加えて完成度も高いだけに、1年目から一軍での登板も現実的で、将来は佐々木朗との2本柱形成も期待できる。

埼玉西武ライオンズ



西武・佐々木健

 チームに手薄な先発左腕としての地位を築くことができるか。ドラフト2位でNTT東日本から入団した佐々木健。最速152キロのストレートにチェンジアップを織り交ぜ、打者のタイミングを外すスタイルが最大の持ち味だ。制球を乱すなど課題はあるが、粗削りな部分も魅力の一つ。今年で25歳となるが、伸びしろという部分では十分にあるだけに、プロの世界でどのように成長していくかは楽しみな部分だ。背番号は「26」を与えられたが、これは内海哲也の巨人時代の背番号でもある。「完投、完封と、最後まで投げ抜ける投手になりたい」。かつての内海のように、チームの柱となる投手を目指す。

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・笹川吉康

“ポスト松田宣浩”として将来の正三塁手が期待されるドラフト1位ルーキー・井上朋也もさることながら、潜在能力の高さから今後の成長が楽しみなのがドラフト2位ルーキーの笹川吉康だ。ドラフト会議の際、永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長が「昨年(19年秋のドラフト会議)も大学、社会人の外野手を指名した中で、高校生の外野手をあえて2位で指名した。それだけ能力が高い」と語った大型外野手。走攻守3拍子そろい、「柳田悠岐2世」との呼び声も高く、笹川の映像を見た王貞治球団会長も「後から身に付かない天性のもの」とその飛ばす力を絶賛する。高卒ゆえ1年目は体づくりがメーンとはなるが、伸びしろ十分な若手選手も多いソフトバンク外野陣の中で自分の色を見せられるか。先輩たちにも負けない“勢い”を見せてほしい。

北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・伊藤大海(代表撮影)

 栗山英樹監督も満点評価したドラフトで8人の新人選手が入団した。中でも期待度No.1ルーキーはドラフト1位の伊藤大海だ。道南の鹿部町出身で高校は駒大苫小牧、一度は駒大に進学したが1年秋に苫小牧駒大へ再入学した、正真正銘の“道産子”。2004年の移転以来、球団初の北海道出身ドラ1選手となった。入団会見では「北海道の地で生まれ育った人間として、北海道でプレーし新たな挑戦ができることをうれしく思う」と喜びを語った背番号17。最速155キロを誇り多彩な変化球で先発とクローザーの適性を併せ持つ。「気持ちの強さと相手に向かっていく姿勢をファンの皆さんに見てもらいたい」と、ハートも強い即戦力右腕がチームの起爆剤となる。

オリックス・バファローズ



オリックス・来田涼斗(明石商高時代)

 最速153キロを誇る大型右腕のドラ1・山下舜平大は素材型。先発投手陣はコマがそろい、有望若手も多数いるだけに一軍起用を急ぐことはないだろう。対して期待が大きいのは野手だ。特にレギュラー不在の中堅を守れ、強打が光る来田涼斗(明石商高)が楽しみな存在。19年春のセンバツ甲子園では、史上初の初回先頭打者弾&サヨナラ弾と勝負強さも併せ持ち、50メートル走5秒9と脚力もある。強打の一番・中堅手となれば、得点力不足に悩むチームの力になるのは間違いない。今季、中堅の位置に就いた野手は計8人で、うち最高打率は小田裕也の.239。定位置奪取のカベは高く、高卒野手では2010年に後藤駿太が開幕スタメンを勝ち取った例があるなど、1年目から一軍定着も決して夢物語ではない。

写真=BBM

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