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楽天・石井一久新監督がGM就任の際に語った印象に残っている言葉

週刊ベースボールONLINE


監督就任会見で立花社長(右)とガッチリ握手を交わす石井新監督(写真=楽天野球団提供)

 2021年1月1日に楽天から発表があったのは石井一久GM兼監督の背番号だった。秋季練習でユニフォーム姿は見られなかったが、年男となる21年の元旦に「99」を着けることを発表。ユニフォーム姿には注目が集まりそうだ。

 石井GM兼監督はこれまで監督はもちろん、コーチ経験もない。だからこそ、どのようなチームを好み、どういった野球をするのかという予測が難しい。ただ、だからこそ期待ができるのだともいえる。秋季練習では「一球一球集中してやっていくことが大事」と選手に伝え、積極的に選手、コーチとコミュニケーションを取ったという。1月10日からは新人合同自主トレも始まるだけにどんな言葉が聞けるのか楽しみだ。

 GMに就任した際のインタビューで印象に残っている言葉がある。

「初めてがないと始まらないし、名監督を呼んできて勝てるような甘い世界じゃない」

 19年からは経験にとらわれない人選で監督を招へいし、自身も初めてとなるGM業の中で、さまざまな模索をしながらチーム編成に取り組んできた。チーム順位こそ19年は3位、20年は4位と思うようにいかなかったが、FAでは浅村栄斗や鈴木大地を獲得するなど、補強は成功させた。初めてのGM業で見せた手腕を、今度は監督として披露することになる。この整いつつある戦力をどのように生かし、どんなチームを作っていくのかは非常に興味深い。

 さらに毎年優勝争いをするチームにするため、「生え抜きのスーパースター」の必要性を説いていた石井GM。昨年行われたドラフトでは自らの手で即戦力である早川隆久を引き当てただけに、どういった起用法になるのかも気になるところだ。

 昨年の11月に行われた監督就任会見で語ったのは「とにかくチームを強くしたい。魅力的なチームにしたい」という真っすぐな言葉。その後も「周囲の言葉にとらわれず、信念を持ってやっていきたい」と強い覚悟を示してきた。これまでにない新しい形でスタートした楽天がどういった戦いを見せてくれるのか、そして石井GM兼監督の言葉にも注目していきたい。

文=阿部ちはる 写真=BBM

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