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【選手対談】車いすラグビー・乗松聖矢×倉橋香衣「大変な状況もチームで乗り越える」

パラサポWEB

2021年、新しい年が幕が明けた。車いすラグビー日本代表は、苦境を乗り越え、チーム一丸となって世界の頂点を目指す。今回は、ローポインター(障がいが重く持ち点が低い選手)髄一の運動量を誇る乗松聖矢、日本代表唯一の女性プレーヤーで笑顔がトレードマークの倉橋香衣のオンライン対談をお届け! 知られざるローポインターによるプレーの見どころ、日本代表チームの魅力をたっぷりと語ってもらった。

乗松聖矢 1990年生まれ/1.5クラス/熊本在住/Fukuoka Dandelion所属
2013年12月に車いすラグビーを始めて、2014年世界選手権で日本代表初選出。リオ2016パラリンピックでは主力として銅メダルを獲得。2018年の世界選手権で優勝。 倉橋香衣 1990年生まれ/0.5クラス/埼玉在住/BLITZ所属
2014年に車いすラグビーに出会い、2017年3月に女性初の日本代表として国際デビュー。2018年の世界選手権では決勝のオーストラリア戦で活躍し、日本の初優勝に貢献。

――2020年は激動の一年でした。二人にとってはどんな年でしたか?

乗松聖矢(以下、聖矢) 新型コロナウイルス感染症流行の影響もあり、とにかく「耐(たえる)」の一年でした。4月から2ヵ月間、体育館が使用できず、室内でローラーを使ってラグ車を漕いだり、公園などを走ったりしましたが、自宅でのトレーニングとなると自分との戦いになります。今日はどれだけ自分に厳しくできたか……いつもギリギリの状態だったので、いま振り返るとよく耐えられたなと思います。

倉橋香衣(以下、香衣) 聖矢はラグビーに対して本当にまじめに取り組んでいるよね。私はコンディション調整がうまくいっていなかったので、パラリンピックの延期もラッキーなことだと受け止めました。そして、ケビン(・オアー日本代表ヘッドコーチ)やトレーナーともじっくり話し合って、この際、思い切ってリハビリに集中しようと心を決めたんです。クラブチームの練習に行っても絶対に周りに流されず、自分のやるべきことに集中した一年でした。もちろん不安になることもあったけど、コートに復帰する日を思い描いてやるべきことをやり通せたから、私にとっての2020年の漢字は「貫(つらぬく)」かな。

――新たなパラリンピックイヤーを迎えました。パラリンピックと聞いてイメージすることは?

聖矢 4年前に初出場しましたが、やはり特別な舞台だと感じました。試合にはお客さんがたくさん来てくれて、とにかく歓声がすごかったです。もちろん勝負に挑むにあたってプレッシャーもありましたが本当に楽しくて。試合が終わるたびに「あと〇試合しかないのか」とカウントダウンしてさみしくなるほどでした。

香衣 リオに出場していた選手たちはみんな口をそろえて「声援がすごかった」と言います。ボールのバウンドも声も、何も聞こえないなんて……私はまだパラリンピックに出たことがないので、実際に体験してみたいです!
それから開会式も楽しみです。オリンピックなどの式典をテレビで見るのが好きだから、選手としてパラリンピックの開会式を生で見ることができたらうれしいですね。

――二人は同じ1990年生まれの30歳。代表チームの中でも仲がいい?

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聖矢 仲いい……と思います。

香衣 なんか聖矢の眉間にシワよってるけど(笑)。同い年のメンバーで旅行に行ったこともあるんですよ。

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