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座りっぱなしの悪影響を相殺するにはどのくらい運動すればいいのか?(国際研究)

カラパイア

座りっぱなしの悪影響を相殺する運動量は?
座りっぱなしの悪影響を相殺する運動量は?/iStock

 それは一日中座ってばかりの生活は健康に悪いということは前々から指摘されている。最近ではコロナの影響で自宅でテレワークをしている人も増えている。

 元々デスクワークだった人はただでさえ座っている時間が長い上に通勤もないため、なおのこと体を動かさなくなる。そんな生活は静かに、だが着実に寿命を削っているのである。

 座りっぱなしが体に悪いというのなら、それを運動の健康効果で帳消しにすることはできないだろうか?

 もちろんできる。新しい研究によれば、日々30~40分の運動で長時間座りっぱなしの悪影響が相殺されるのだそうだ。

1日10時間座るのなら、30~40分の運動を


 『British Journal of Sports Medicine』(11月25日付)に掲載された研究は、過去に行われた9本の研究をメタ分析したものだ。

 4か国、合計4万4370人の人たちを分析した結果からは、座ったままの時間が長いほど死亡リスクが高くなり、中・高強度の運動を行うほどそのリスクが下がることが再確認された。

 具体的には、1日10時間座って生活をしていたとすると、それによる死亡リスクを相殺するためには中程度から激しい運動を30~40分行うことが必要なのだという。

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Pixabay

日々の生活に運動を取り入れる


 ちなみにこれとまったく同じテーマを扱った『WHO Guidelines on physical activity and sedentary behaviour: web annex evidence profiles』という報告書が、つい先日、世界保健機関(WHO)から発表されている。

 そしてこちらの報告書では、座りっぱなし生活の悪影響を相殺するために、中強度の運動なら毎週150~300分、強強度の運動なら75~150分行うことが推奨されている。

 運動といっても本格的なスポーツをやらねばならないわけではない。

 エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う、子供やペットと遊ぶ、ヨガやダンスを学んでみる、家事や散歩やサイクリング――どれも体を動かす手段だ。

 もちろん人によって体力が違う。いきなり30~40分も動き続けるのが無理だというのなら、まずは短い時間からやってみればいいそうだ。

 いつもは車で行く買い物を徒歩に変えるとか、ひとつ先のコンビニに行くとか、近くの公園に散歩でもいい。少しずつ体を動かす習慣をつけていこう。

References:scimex./ written by hiroching / edited by parumo

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