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共に生き、共にここで…!幻想的な海綿カイロウドウケツと、その中に棲むエビの不思議な関係

マランダー



 海の中にはまだまだ我々にはなじみのない、謎に包まれた美しい生き物がたくさん存在している。今日は英語で「 Venus’ flower basket(ヴィーナスの花かご)」、日本語では「カイロウドウケツ(偕老同穴)」と呼ばれるカイメンの一種を紹介しよう。



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 この白くて繊細な見た目の不思議な生き物。カイロウドウケツは二酸化ケイ素、つまりガラス繊維の骨片でできたカイメンの仲間だ。



 カイメンとは言え、スポンジ状の海綿状繊維は持っておらず、レース状の無機質な見た目が幻想的。



 そして何と言っても、カイロウドウケツのビックリな特徴として挙げられるのは、筒状の胃腔の中にペアのエビが棲んでいること!



 この「ドウケツエビ」というエビは、まだ小さく性別も分かれていないうちに、カイロウドウケツの網目状の隙間を通り抜けて胃腔に入り、そのままそこでオスとメスの1匹ずつに分かれて成長するんだそう。

 その頃には身体が大きくなっていて、もう外に出ることはできなくなっている。つまり2匹のエビたちはずっとこのカイメンの内部で、夫婦として一生添い遂げるわけだ。



 名前の「偕老同穴」の由来はというと、もともとは中国の「詩経」という古典に出てくる漢詩から採られていて、夫婦が共に老いて同じお墓に葬られる…みたいな意味らしい。

 ドウケツエビの生態からつけられた名前なのだそうだけれど、なんともピッタリというか、そういう人生(エビ生)もありなんだろうな…と、大自然の不思議に思いを馳せてしまうネーミングではある。

written by ruichan

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