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フランスで新型コロナ検査の偽造「陰性証明書」を取引するブラックマーケットの存在。証明書がないと飛行機に乗れない

カラパイア

新型コロナウイルスの偽の「陰性証明書」が闇取引されるフランス
新型コロナウイルスの偽の「陰性証明」が闇取引されるフランス/iStock

 フランス警察はコロナ禍で出現した厄介な状況への対応に苦慮しているようだ。

 現在国によっては、新型コロナの検査を受け、陰性であることを証明しなければ旅行することができない。この状況に目をつけた密売人たちによって、偽造診断証明書がブラックマーケット(闇市場)で取引されるようになってしまったのだ。

コロナ陰性証明書を偽造販売した男女7人を逮捕


 先日。パリ=シャルル・ド・ゴール空港で旅行者に新型コロナウイルスの偽の陰性証明書を売ったとして、文書偽造および使用の容疑で7人(男性6人、女性1人)が逮捕されたと、AP通信が伝えている。

 偽造診断書の販売価格は150~300ユーロ(約18000~37000円)で、これまでに販売された枚数は不明であるとのこと。

 今年9月、アディスアベバ行きの飛行機の乗客の1人が偽造証明書を所有していることが発覚。事態を重く見た警察が監視を強化していた折のことだ。

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海外渡航に必要な新型コロナウイルス検査の陰性証明書


 現在多くの国で入国の際、新型コロナウイルスの検査及び陰性であることを証明する陰性証明書の提示が義務付けられている。

 第二波の渦中にあるヨーロッパでは、検査機関も手一杯で診断結果が出るまでに長い時間を要することもある。 

 ある匿名の男性は、Lancashire Telegraphの取材に対して、実際に偽造証明書を利用してイギリスからパキスタンへ渡航したと告白している。

 「陰性結果を手に入れて、名前と生年月日に自分のものを書き込むだけです。それが有効期間内であることを示す日付も記入できますよ。メールからダウンロードして、必要なところを変えて、印刷するだけです。」

 彼によると、要職に就いているわけでもない一般人にとって、新型コロナの検査を受けるのは、スケジュール的にも金銭的にも難しいのだという。急ぎの用事で必要ならば尚更だ。

 別の匿名の人物は、イギリスでは旅行代理店の従業員ですら、偽造証明書を利用していると同紙に証言している。

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 各国政府は新型コロナの拡散を防ぐためにさまざまな対策を実施しているが、ブラックマーケットの取引は、そうした取り組みを台無しにして、一般市民の健康を危険にさらしかねない。

 なお、逮捕された7人は最大5年の懲役か、最大35万5000ユーロ(約4600万円)の罰金が科せられるだろうとのことだ。

References:futurism / lancashiretelegraph/ written by hiroching / edited by parumo

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