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英軍、2030年代までに4分の1をロボット兵にする計画を発表(イギリス)

カラパイア

英軍がロボット兵の導入を発表
英軍がロボット兵の導入を発表 272447/pixabay

 現在、世界の先進国は、人的被害を避けるために無人兵器やロボット兵士の研究開発を進めており、実際に現場でそれらを導入しているという国は少なくない。

 今月、イギリスの国防参謀長は、2030年頃までに「ロボット兵」が英国陸軍の4分の1を占める可能性があることを発表。この提案は、今後5年間の国防予算の見直しの際に中心的に議論される予定であり、「ロボット兵が戦争をする未来」がそう遠くないことを示唆した。『The Guardian』などが伝えている。

2030年代には英兵士の4分の1をロボット兵に


 11月8日、イギリス国防参謀長のニック・カーター将軍は、イギリスのテレビインタビューで、2030年代にはイギリス軍の12万人の兵士のうち、3万人はロボット兵になる可能性があることを示唆した。


 自律型または遠隔制御型の機械が同国軍の不可欠部分を補い、最前線やその周辺で人間の兵士と一緒に働くことになるだろうとカーター将軍は述べ、「効果を測定する別の方法を考える必要がある」と、今後5年間の国防予算の見直しの際に中心的に議論される予定であることを明かした。

 また同将軍は、この件については長期投資が必要となるが、ダウニング街と財務省との数年間にわたる防衛資金の和解と救済に関する交渉については、「非常に建設的な方法で進んでいる」と話している。

 

数年間陸軍の採用に苦戦しているイギリス


 ここ数年間は、イギリスの陸軍の採用が苦戦している。現在、73870人が訓練中だが、その人数は目標の82050人を大幅に下回っている。

 今後5年の間には、更にその目標数が削減されて75000人になると予想されており、兵士減というギャップを埋めるためにも、ロボット兵士という新たなテクノロジーの使用が期待されているということだ。

 現在既に、イギリス全ての軍隊が小型ドローンや遠隔動力の陸上または水上車両を含む一連の研究プロジェクトに従事しており、中には武装した機械や、偵察用の機械が使用され始めている。

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digitalfrontiers/pixabay

 ちなみに、現在開発中のi9ドローンは、6つのローターがついた2つのショットガンを搭載しており、遠隔操作によって建物を襲撃するために使用される目的だ。

 しかし、ロボット兵士を含めこうしたハイテク技術の導入が多くなればなるほど、無制限のロボット戦争の潜在的な危険性が懸念される。

  カーター将軍は、世界は「非常に不確実で不安な場所」であると主張。既存の地域紛争で「激化が誤算につながる」場合、イギリスは将来致命的な戦争に引きずり込まれる危険性が残っていると警告し、会見をこのように締めくくった。

歴史は必ずしも繰り返されるものではないかもしれないが、一定の流れがあることを忘れてはならない。

前世紀を振り返ってみると、2つの世界大戦の前に、地域紛争が激化したことで誤算が発生し、最終的に大規模な戦争に繋がったことは議論の余地がない。

今後も、大きな世界紛争の危険性は十分ある。我々は、その危険性を意識する必要があるだろう。

written by Scarlet / edited by parumo

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