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藤井風「帰ろう」は死生観を歌った楽曲。感動的な歌詞に注目!

UtaTen

藤井風「帰ろう」は死生観を歌った楽曲。感動的な歌詞に注目!

楽曲のテーマは「死生観」


▲藤井 風(Fujii Kaze) – “帰ろう”(Kaerou) Official Video


こちらは藤井風『帰ろう』の冒頭の歌詞です。

一見すると恋人との別れについて歌っているようにも思いますが、本人曰く楽曲のテーマは「死生観」。

それを踏まえてもう一度冒頭の歌詞をみて見ると、対極する2つの存在に気づきます。

まず一つは夜へと向かう時間を表す「夕日」と、朝へと向かう時間を表す「夜明」。

もう一つが光を放つ「灯ともして」と、その光を探す「光もとめて」です。

この二つは相反するもの。

朝と夜、光と闇は決して交わることはありません。

つまりこれらは「永遠の別れ」、すなわち「死別」を表しているものと考えられます。

ちなみに、楽曲の主人公は「生」の立場にある人物ではなく「死」を迎えた方の人物。

冒頭では明らかになりませんが、後半にかけて徐々に明らかになっていきます。

「死」は消えてなくなることではない





子供の頃は様々なことに対して純粋な気持ちでいられるものの、大人になると私利私欲が混ざって純粋に向き合うことができなくなることがありますよね。

「少年の瞳は汚れ」という歌詞は「大人になった」ということ、つまり時の経過を意味しているのではないでしょうか。

続く「5時の鐘が聞こえない」という歌詞は、もうこの世にいないことを表しているのかもしれませんね。

子供から大人になり、そして死を迎える。

しかし、後半部分では「終わりではない」と歌われています。

一体どういうことなのか、サビの歌詞をみてみましょう。



タイトルでもある「帰ろう」という言葉がここで登場します。

「死」は消えて無くなることではなく、もともといた場所に「帰る」こと。

帰る場所が天国なのか、それとも別の世界なのかはわかりません。

でも、帰った先でまた新たな1ページが始まるようです。

それを裏付けるように、楽曲の最後は次のようなフレーズで締めくくられます。




大切な人との死別はとても悲しいものです。

胸の痛みは深く、癒えるまでに長い時間がかかるでしょう。

しかし、亡くなった人にとって「死」は故郷に帰るようなものであり、新たなスタートでもあるのかもしれませんね。

そう思うと、残された私たちも少しだけ気持ちが軽くなりそうです。

心に刻みたいメッセージ




こちらは2番の歌詞。

残された側は「辛い」「寂しい」と弱音を吐き、亡くなった人は「もっと生きたかった」と未練をこぼしているのかもしれませんね。

このあたりから、楽曲の視点が亡くなった人のものであるということが明らかになります。

特に次の歌詞に注目してみましょう。




あの世から現世を眺めている。

つまり主人公は亡くなった人であることがハッキリします。

そして、変わらない日常に安堵を覚えた主人公は次のような思いとともに旅立ちます。



「求めるばかりで与えることができなかった」という後半の3行は、生死に関係なく胸に響くメッセージです。

続く最後のサビで歌われるメッセージにも注目してみましょう。




「人から与えられたものは、自分も誰かに与えることができる」なんて素晴らしいですね。

亡くなるときは、何も持っていけません。

だからその前に大切な人に与えていく。

まだまだ人生は続きますが、今のうちから心に刻んでおきたいメッセージですね。

また、最後の歌詞も感動的。

「憎み合い」ということはきっと恨みや怒りがあったのでしょう。

しかし、相手を「許す」のではなく、その恨みや怒りを「忘れよう」とする部分に深い愛を感じます。

こちらも今のうちから心がけておきたいですね。

それにしても、20代前半にしてこんなに素晴らしい世界観を描き出す『藤井風』は本当に秀逸な存在。

今後の彼はどんな楽曲を生み出していくのか、活躍に注目しましょう。


TEXT ゆとりーな

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