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インドネシアのブトゥン島の部族が持つ、美しく鮮やかな青い瞳

カラパイア

美しい青い瞳を持つインドネシアの部族
美しい青い瞳を持つインドネシアの部族 image credit:geo.rock888/Instagram

 インドネシアは、490ほどの民族集団が暮らす多様な文化を持つ島国として知られている。南東スラウェシ州にある「ブトゥン島」にはブトゥン族と呼ばれる少数民族が暮らしているのだが、彼らの一部には稀有な特徴がある。

 まるで澄み切った海のような、鮮やかな青い瞳を持つ者がいるのだ。それは両目であることもあれば、オッドアイである場合もある。

青い瞳を持つブトゥン島の先住民部族


 インドネシアのジャワ島ジャカルタ在住のアマチュアカメラマン、コルチノイ・パサリブさん(38歳)は、本職は地質学者だが、趣味で2019年よりインドネシアの多様な民族や文化に惹かれ撮影を続けて来た。

 そして先月17日、東南スラウェシ州に属するブトゥン島を訪れたパサリブさんは、青い瞳を持つ先住民とされる部族の複数の姿をカメラに収めた。

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 多種多様な民族が暮らすインドネシアだが、ほとんどの人は黒い髪と黒もしくは茶色がかった瞳をしている。

 しかし、ブトゥン島に暮らす人たちの中には、両目が明るく澄んだブルー色だったり、片目がブルーでもう片方は黒か茶色といったオッドアイを持つ大人や子供がいるのだ。

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染色体異常を特徴とするワールデンブルグ症候群


 実は、この瞳の色は「ワールデンブルグ症候群」という稀な遺伝子疾患によるものだそうだ。

 今回、パサリブさんが撮影した彼らの写真を自身のインスタグラムでシェアしたところ、たちまち拡散し、複数のメディアでも取り上げられた。

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 ワールデンブルグ症候群は、神経堤由来細胞の小さな欠陥および染色体異常を特徴とする遺伝子疾患で、個人差もあり症状が多岐にわたり、現時点では治療法がないとされている。

 全体的に約 42000人に1人の割合で発症するこの症状は、特にブトゥン島の部族間では親からの遺伝によって受け継がれているという。

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 ただし、症状の中には、ある程度の難聴や色素沈着の欠如、内眼角開離、白毛症などを発症する場合もあるようだ。

 美しい青い瞳と引き換えに失うものもあるという、悲しい現実なのである。

 だが、彼らは昔からこの遺伝子疾患と共に生きている。青い瞳を受け入れ、その他の症状も受け入れながら、部族を存続させているのだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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