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三四郎・相田周二、飼い猫の名前の由来は『鉄コン筋クリート』だと明かす⁉

ホンシェルジュ

最近猫を2匹飼い始めたという三四郎の相田周二さん。大盛況のYouTube「しゅーじまんチャンネル」ではそのうちの1匹・シロちゃんと戯れる姿を見せ、すっかり愛猫家のご様子です。第3回目の今回は、そんなシロちゃんとも多いに関係性のある漫画の魅力を語っていただきました!

気が抜けたセリフも、ストレートで深い!『鉄コン筋クリート』

今回紹介する漫画はコレだ!

『鉄コン筋クリート』

松本大洋先生の漫画なんだけど、おれ1番好きなんだよね。先生の漫画の画のタッチがものすごく好きなんだわ。独特な温かみを感じるタッチで、細かいところの描写もこだわってんのよ。まじすみずみまで見てほしいな。いつか会ってみたい人のうちの1人。単独のポスター描いてもらうのが夢。

とにかくね、ストーリーもキャラクターも最高。先生の作品ってどの作品の主人公も魅力的なんだけど、おれはこの漫画の主人公のシロとクロがダントツで好き。『ピンポン』のペコ、スマイルも捨てがたいんだけどねー。

ストーリーは宝町っていう東京でいうと歌舞伎町みたいなところ。そこにいる「ネコ」と呼ばれる、身体能力がイカつい少年2人・シロとクロが、宝町開発計画をきっかけに街とともに変化していくというような物語。

シロが純粋、クロが凶悪、ニコイチみたいな2人。お互いに足りない所を補い合う姿がとにかく可愛らしくて人間味があっていい。シロの格好も何ポーズもあって可愛いんだよな。

鉄コン筋クリート (1) (Big spirits comics special)
作者 松本 大洋 出版社 小学館 出版日 情報なし

でさ、この漫画の中にはめちゃくちゃ素敵な言葉が散りばめられてるんだけど、おれが1番好きな台詞はね、シロの台詞。

「ちっぱい(失敗)してんの。神様いっぱい。」
「シロいっぱいネジ無いの。心のネジ……それでクロね、クロもね。いっぱいネジ無いの。心のネジ。」
「でもクロの無い所のネジ シロが持ってた。」

(『鉄コン筋クリート』3巻)

これね、流れで見たら本当泣くんだよ。どっちかだけじゃ成立しなくて、2人でいるからこそ成立する。何事も白と黒のバランスが大事。人間も社会も。そのバランスが崩れてしまうとあっという間になくなってしまう。

でね、このシロの話聞く時の刑事の沢田の対応もいいんだよな。沢田はね、不感症だからあんまり人に興味持たないんだけどね。シロには優しいんだよな。

シロが言う言葉は一見気が抜けてるんだけど、すごくストレートでだからこそ深い言葉だったりする。そんな言葉がこの漫画にはたくさんあんだよなー。ちょっとここだと書ききれないんだけどさ。 

『鉄コン筋クリート』1巻

シロとクロが離ればなれになるシーンとか号泣よ?クロがシロを安全な場所に避難させるために「シロは最初から足手まといだった」って嘘つくんだよ。ずーっと一緒にいたのに。で引き離される時さ、シロが「クーロー!!」って叫ぶところみんなみてくれ!

1人じゃダメなんだよ。みんな支えあってんのよ。心のネジが足りなきゃ誰かが補えばいいんだよ。ここ涙でなかったら不感症だよ?沢田と呼ぶよ?

で、これきっかけにクロは1人になってどんどん変化していくことになるんだけど……そこから何が見えるか……よし!もうこーなったら一回見てくれ!全3巻だから。一瞬だぞ。

おれ好きすぎて最近飼うことになった猫2匹の名前も白猫をシロ、黒猫をクロにしたんだわ。漫画同様うちのクロがシロを守ってたりするとそれだけで興奮するんだよ。もう病気だろ?

ご本人より写真提供

とにかく登場人物みんな人間臭くていいし、世界観にどっぷり惹かれる作品です。絶対おもしろいから。あんしん、あんしん。

本連載の初回、第2回をまだ読んでいないという方はこちらから!

三四郎相田周二のべしゃり書き漫画道【連載初回】

三四郎相田周二のべしゃり書き漫画道【連載第2回】

『ピンポン』など、作者・松本大洋のその他の漫画作品が知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

松本大洋のおすすめ漫画5作品!代表作『ピンポン』以外は読んだ?

編集追記(編集者より)

いつか、三四郎の単独のポスターを松本大洋先生が手掛けてくれる日が来たら嬉しいですね……!連載は次回も、最終金曜の23時~翌朝4時にラジオリスナー限定先行公開、翌水曜の12時に正式更新の予定です。次回もお楽しみに!

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