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一つに絞らなくてOK!子どもの習い事で親がやっていいこと、ダメなこと

パパコミ

親たちが頭を悩ませる定番のひとつが子どもの習い事ですよね。特に小さい子はやってみたいことや向いていることもまだまだわからないし、いろいろな種類がある中からどうやって選んだらいいのかわかりません。そこで今回は自身もトライアスロンで世界選手権に出場し、アテネオリンピックではコーチを担当。現在は子どもからトップアスリートや経営者まで幅広い人たちのトレーニングを指導しているプロコーチの青山剛さんに習い事についてお話を伺いました。

オススメするとしたらやっぱり水泳

4歳と1歳のお子さんのパパでもある青山さん。もし、小さい子にオススメの習い事を挙げるとすればなんでしょうか?

「子どもそれぞれの個性があるので、一概にオススメはコレというのは言いにくいですが、あえて挙げるとすれば『水泳』です。成長する上でメリットがとても多いと感じるからです。例えば、水の中で息を止めたり息継ぎで呼吸することは心肺機能の向上や免疫力のアップが期待できますし、独特の動きで柔軟な体になりやすく、関節の可動域が広がる可能性もあります。

また、小児ぜんそくだった自分も小さい頃からやってきたのですが、プールは非常に湿度が高いので、喉や肺にもいい効果がありました。

また、水中で運動することは、水の負荷はかかりますが、体への負担は少ないです。そして、陸上で行うボールを使った競技や接触を伴う競技と比べると、ぶつかったり転んだりという衝撃が加わるケースが少ないこともメリットだと言えるのではないでしょうか。

最近はベビースイムなど、乳幼児向けのレッスンを行っているところも多いですが、陸上では味わうことができない浮遊感など非日常の感覚を得ることができることもメリットだと思います」

できるだけいろいろなことをやってほしい

小さいうちから何かしらのスポーツをやらせたいと考える親は多いですが、やっぱりスポーツをさせたほうがいいのでしょうか?

「もちろん、体を動かすことは年齢を問わず健康に繋がることなのでスポーツの習い事はオススメですが、小学生くらいまでの間はできればいろいろなものを体験することが必要だと思います。日本ではある程度の年齢になると習い事を一つに絞って極めていくことがいいことのような価値観がありますが、絞る必要はありません。医科学的にも12歳までが神経系が成長するピークともいわれるので、多くの動作を体験させることが大事になります。

競技によって動作も違えば、養える感覚も違います。いろいろな競技を体験することで幅広い感覚や動作、筋肉を伸ばすことにも繋がりますし、また、一つのやりたい競技をより伸ばすために役立つこともよくあります。マリンスポーツやスキーのようなシーズンスポーツもそうですし、他の競技は例え体験程度であってもやってみてほしいです。

習う競技を絞った方が結果は早く出やすいことは確かですが、その後伸び悩む可能性もあります。長い目で見るとやはり小さいうちはいろいろ体験した方がベター。そして、ピアノや書道などスポーツ以外のこともオススメします。指を動かしたり頭を使うこともまた違う能力を伸ばすことに繋がりますし、それがやりたいスポーツの技能を伸ばすことに繋がることも充分に考えられます」

タイムをほめずにフォームをほめて欲しい

では、習い事を頑張る子どもたちに対して親としてはどうしていけばいいのでしょうか?

「まず、競技のことについてはできるだけ口出しをしないようにしてほしいです。子どもたちに教えている指導者はその道のスペシャリストですから、具体的なところは任せましょう。

自分も親なのですごく気持ちはわかりますが、多くのケースで親が言うことは“親が言いたいこと”です。それは“子どもが言われたいこと”とは違うことがほとんど。声をかけるときは“どうしたら子どもがいい方向にいくか?”ということを考えてください。ついつい言ってしまう“向いていると思う”。これも子どもが、そうなんだと思い込んでしまうので、控えて欲しいです。何気ない言葉ですが、それと指導者の言うことが違うと子どもは混乱してしまいますから。

ほめることはもちろんいいことです。子どもにとってモチベーションに繋がるので。しかし、最近よく言われることですが、結果ではないもの、例えば努力してきた過程などをほめることが重要です。水泳を例に取ると“タイム”ではなく“フォーム”をほめるといった感じです。親は結果の数字だけを見てアレコレいってはいけません。

結果が出ること、いいタイムが出たり、勝ったりすることはもちろんうれしいですし、楽しさにも繋がります。でも、もっと重要なのは、そのスポーツをすること自体の楽しさです。勝つことだけでほめられた子どもは負けた時にやめてしまうこともあります。

前提に楽しさがあって、その先に勝ち負けなどの結果があることがわかれば、もっと楽しむために練習など努力をすることにも繋がります。一方で子どもが“楽しくないからやめる”というケースもあります。子どもの感情を受け止めることも大切ですが、楽しくないならやめればいいか、と投げてしまうのではなく、“なぜ楽しくないのか?”ということを一緒に考えて、クリアできるものは協力して乗り越えていくことができれば、長く続けて上達していくことにも繋がっていくとおもいます」

青山剛

スポーツプロデューサー&プロフェッショナルコーチ。
1974年7月東京都出身。パーソナルコーチングシステム「TeamAOYAMA」代表
学生時代は競泳や陸上での選手として活躍後、トライアスロンの日本代表として世界選手権に出場。その後コーチとしてアテネオリンピックに参加。
現在はプロコーチとして、女子サッカーなでしこリーグの選手やレーサーなどアスリートだけでなく、子どもや女優、モデル、経営者まで幅広い人たちに「正しく運動を続けることの大切さ」を指導。
子どもの心と体にスイッチをいれる“スイッチマン青山剛”としても動画配信など幅広く活動を行っている。

青山剛 公式ホームページ
スイッチマン 青山剛 YouTubeチャンネル

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