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予約5年待ちのランプ職人・別所由加のものづくり論に「心が揺さぶられた」と称賛の声『情熱大陸』

テレビドガッチ


9月13日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)は、ランプ職人の別所由加に密着。たったひとりでハリケーンランプの製造に携わる別所の姿に、インターネット上では「情熱や苦悩に心が揺さぶられた」などと感銘の声が寄せられた。

スポーツ、演劇、音楽、学術などありとあらゆる分野の第一線で活躍する人物にスポットを当て、その人の魅力や素顔に迫るドキュメンタリー。今回は、100年の歴史を持つメイド・イン・ジャパンの逸品、ハリケーンランプの製造工程に密着。年季の入った製造機械と格闘しながら、5年待ちとも言われる大量の注文にひとり応え続ける姿を追った。

オイルランプの一種であるハリケーンランプは、大正10年に別所の曽祖父・別所留吉氏が製造をはじめたのがルーツ。最盛期には毎日2000個が生産され、海外にも輸出されていたというが、時代の波に押され、事業は縮小の一途。かつては200人いたという職人も去り、いまは別所ただひとりがランプづくりを受け継いでいる。

ハリケーンランプの製造に使う製造機は、祖父の代から受け継いだ年季物。部品プレスに使用する金型は100kgを超えるものも多いうえ、少しでもズレが生じると部品に不具合が出てしまう。多いものではひとつの部品に9回もの金型交換とプレスを要し、一工程の調整に数時間かかることもあるという。

「このひとは頑張り屋さんで踏ん張ってくれるけれど、このひとは全然踏ん張ってくれない」と、製造機を人のように呼ぶ別所。「私より年上なんでね、大体全員。あんまりナメてると向こうも見てるんで、私のこと」とうそぶく一方で「古い機械は強いんですよね。私がわかってあげさえすればついてきてくれる。これは新しい機械にはないこと」と信頼を寄せる。

伝統を守り続ける一方で、自分にしか作れないランプの形も模索し続けている別所。金属に特殊な着色を施す技術を持った富山の工場へ直談判し、従来にない渋い黒を帯びたランプや、「下から見ると炎が二重に見える」ガラス製のオイルランプ作りにも取り組んでいる。

現在はアウトドア用途での注文が多いというハリケーンランプだが、「売れれば売れるほど不安になる」「(用途が)アウトドア1本になってしまうのが怖い」と別所。「ブームはいつか終わるし、流行に左右されるようなものづくりをしているうちは全然ダメだと思う」としながらも、「じゃあ、どうするんやろうっていうのは常に考えていかないと」と、ランプ作りへの希望と危機感をのぞかせていた。

こうした別所の姿にネット上では、「情熱や苦悩に心が揺さぶられた」「かっこいいし、そこまで惚れ込めるものを自分の手で作れることが本当羨ましい」との声が。古い機械をメンテナンスしながら、一つひとつのランプを丁寧に手作業で作り上げていくその工程にも「効率化が〜とかいって見失わず、ブレないの、すごくかっこいい」と感銘する声が寄せられた。

次回9月20日の放送では、ダンサーで振付師の辻本知彦に密着。Foorin「パプリカ」、米津玄師「感電」をはじめ、踊り手の魅力を引き出す独特の振り付けの舞台裏に迫る。

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