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ナギサさんはこのメッセージを伝えたかった!? 男女逆なら“よくある話”だけど…/ドラマ『私の家政夫ナギサさん』最終回

ダ・ヴィンチNEWS

『家政夫のナギサさん』(四ツ原フリコ/ソルマーレ編集部)

 9月1日、女優・多部未華子さんが主演するドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の第9話・最終回が放送されました。視聴者からは、物語の結末をめぐり、現代社会へのメッセージだと捉える考え方が広がっています。

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 同ドラマは、四ツ原フリコさんによる漫画『家政夫のナギサさん』(ソルマーレ編集部)が原作。製薬会社の営業職(MR)として働く主人公・相原メイ(多部)は、家事が全くできない28歳バリキャリ女子。そんな姉を見かねた妹・唯(趣里)が、勝手にスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)と契約を結ぶものの、メイは「おじさんが家にいるなんて、絶対イヤ!」と断固拒否。しかし、その“完璧”な仕事ぶりに感心し、次第に心を開いていって…というハートフル・オジキュンラブコメディです。

(以下はドラマのネタバレを含みます)

 最終回では、本社への異動で現場を離れることになるというナギサさんに、動揺したメイが突如プロポーズ。4日間のトライアル結婚生活がスタートします。いつも美味しいご飯が用意され、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」がある温かい生活…。メイは充足感に包まれる一方、「ナギサさんだって、昼間仕事をしてるのに」「ナギサさんにとってこの結婚、メリットあるのか?」と、全ての家事を丸投げしていることに一抹の不安を抱きはじめます。

 そしてなんと、トライアル結婚生活3日目で、ナギサさんは「結婚の話はなかったことにさせてください」と置き手紙を残して蒸発! その後、突然姿を消した本当の理由が、年齢が20歳以上も離れていることで、いつか自分の介護や世話でメイの輝かしい未来を潰してしまうかもしれないと考え、身を引こうとしたのだと明かされると、メイは「もし倒れて動けなくなってしまったら、私が今よりもっと稼いで介護のプロの力を借ります」と堂々宣言。さらに「お互いに依存するんじゃなくて、足りないところを補っていけたらいいと思うんです」と夫婦の在り方を説いて、ナギサさんの不安を解消すると、二人は正式に結婚を決めるのでした。

 物語上はハッピーエンドを迎えたものの、ネット上ではメイの抱いていた不安と同じように、ナギサさんが全ての家事を担当することに「モヤモヤする…」と違和感を覚えた人も多くいたようです。実際、ドラマの終盤で、メイの両親を自宅に招いた結婚報告会の際には、ナギサさんが料理を作って運ぶなか、メイは終始座っているのみ。妹の唯から「1ミリも手伝わないんだね」とツッコまれても、「違う、ナギサさんの仕事の邪魔をしないようにしてるの」と堂々としていました。

 家事を完璧にできてこそ女性として1人前、という前時代的な価値観がいまだに根付いているといえる現代。この結末をめぐり、ネット上では「これ、一昔前なら、男女が逆だよなぁと思って。恋愛もようも。 時代は少しずつ変わっていってるんだね」「これが男女逆ならよくある話。『胃袋捕まれました』って結婚する男性は今でもいる」「メイとナギサさんの夫婦の形って、男女逆にした今の夫婦の形だと思うけど、搾取される側が男になった瞬間批判が多いね」「普通に男女逆にしてみただけという皮肉も効いてるな…」などと、感心する声が相次いでいます。

 癒しの“おじキュン”ブームを巻き起こした同ドラマ。“スーパー家政夫”ナギサさんと、それに頼って仕事にまい進するメイの存在は、従来の価値観に新しい風を吹き込んだに違いありません。

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