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喫茶店の味を完全再現! カルディの「ナポリタン パスタソース」が旨すぎる理由

食楽web

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 最近、10~20代の間でレトロカルチャーがブーム。特に1980年代(昭和55年~平成元年)が主で、まさに今大ヒット中の映画『今日から俺は!!』に登場するアイテムやファッションがリバイバルブームしているんだそうです。例えばラジカセやカセットテープ、インスタントカメラの「写ルンです」、そのほか喫茶店のプリンやクリームソーダ、ホットケーキなどなど。

 そして、今回ご紹介する「ナポリタン」も、まさに喫茶店の定番メニューです。“昔懐かしナポリタン”という言葉をよく聞きますが、実は1980年代ですら「ナポリタン」はちょっとレトロな感じがしていました。そもそも「ナポリタン」が流行した時代というのは、おそらく1960年~70年代くらいじゃないかと思われます。

東京・神保町の老舗喫茶店『さぼうる2』の「ナポリタン」

「ナポリタン」の歴史を紐解くと、昭和2年、横浜中区のホテルニューグランドの1Fにある『ザ・カフェ』で「スパゲチーナポリテーイン」という名前で登場したのが最初と言われています。しかし、この元祖ナポリタンはケチャップ味ではなく、生のトマトとピューレから作ったトマトソースの味だったそうです。

ホテルニューグランドの2代目総料理長・入江茂忠氏が作った元祖「スパゲティ・ナポリタン」

 ケチャップ味が登場したのはその約20年後。戦後1946年(昭和21年)のこと。横浜の洋食店『センターグリル』の初代創業者の石橋豊吉氏が、当時、米兵や米国人がよく食べていたケチャップを使用したのが始まり。

 その後、高度経済成長とともに急速に食の欧米化が進み、ケチャップが日本の食卓に浸透。さらに1955年には日本国内でパスタの大量生産が始まり、ケチャップ味の「ナポリタン」が全国の洋食屋や喫茶店に広がったというわけです。1970年には学校給食にも登場したとか。しかしこの頃からスパゲティは様々な種類が増えていきます。

横浜中区にある『センターグリル』の「ナポリタン」。創業者の石橋豊吉さんがケチャップ味で作ったのが始まり

 1980年代後半になると、今度はイタリアで修業したシェフたちが帰国し、次々とレストランを開業。1985年から始まったバブル時代には「イタめし」が流行し、逆に洋食屋や喫茶店が減少し、日本発祥の「ナポリタン」はどんどん影が薄くなったのです。というわけで、1980年代にはすでに「ナポリタン」はちょっと古めかしい存在だったということが言えます。

カルディオリジナルの「ナポリタン パスタソース」252円

 さて、長々とナポリタンの歴史をお伝えしてきましたが、ここからが本題です。最近、カルディにも昭和レトロなイメージをそのままパッケージにした「ナポリタン パスタソース」が登場しています。レトロカルチャーブームも手伝ってか、大人気と言います。いったいどんな味なのか確かめるべく、実際に作って食べてみました。

カルディのナポリタンはケチャップ味?

カルディの「ナポリタン パスタソース」で作ってみました

 家庭で昔ながらの「ナポリタン」を作る場合、一般的なレシピにはケチャップ、ウスターソース、塩、胡椒などを使用することが多いのですが、このカルディの「ナポリタン パスタソース」は、それとはちょっと違う味がします。

 パッケージの裏には、「どこか懐かしい昔ながらの喫茶店の味を再現した」と書いてあるので、筆者はケチャップ味かなと思ったのですが、実際にはそんな単純な味ではありませんでした。どちらかというとトマトの甘味と酸味があり、しっかりコクも感じるトマトソース(イタリア料理のトマトソースともちょっと違います)。とはいえ、確かに喫茶店や洋食屋味がするんです。

 パッケージの裏を見てみると、トマトピューレやトマトペースト、赤ピーマンピューレー、チキンコンソメなどを使用しており、なかなか本格的に作っていることがわかります。もしかしたら元祖ナポリタンのホテルニューグランドの作り方に近いのかも。

湯煎や電子レンジで温め、茹でたパスタに絡めるだけで出来上がり

 ケチャップだけではなかなかこの味を出すのは難しいと思うので、確かにリピート買いしてしまうのも頷けます。ちなみに、このパッケージに書いてあるように、太めのスパゲティを使用するとより再現率が高まります。

 ちなみに筆者が以前『センターグリル』で「ナポリタン」の作り方のコツを聞いた際には、「スパゲティは茹でたら冷水にさらしてからサラダ油を絡め、冷蔵庫で半日~1日寝かしてからマーガリンで炒めてから使う」と聞きました。こうすると、麺がもっちりして、ソースがねっとり絡み、かなり昔懐かしい食感と味になるんです。ぜひお試しあれ!

(撮影・文◎土原亜子)

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