新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、この夏のボーナス支給額は昨年より平均で5万6,000円の減額に(日本生命調べ)。この家計のピンチをなんとか乗り切るために役立つワザを、マネーの賢人に教わりましたーー。
「日ごろ家計の不足をボーナスで補填してきた家庭にとって、コロナ禍の夏は本当にピンチ。取り崩せる貯金があれば、それでなんとか乗り切ってほしいところです。ただ、コロナ禍はすぐに収束するとは思えません。夏のボーナスの先でのさらなる減収に備え、早めに今後の家計の見直しをすることをお勧めします」
そう話すのは、省エネのアドバイスが得意な節約アドバイザーの和田由貴さん。いまでもギリギリの家計を、どこから見直したらよいのだろうか?
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「節約とは、『いまあるお金を大切にしながら、上手に使うこと』です。節約と言うと、つい毎日の買い物などを『いかに安く済ませるか』にピリピリしてしまいがちなイメージがありますが、それでは長続きしません。出費が減るようなシステムを取り入れることがカギです。そのためには電気やガスなど、毎日の生活に基本的にかかっているお金=固定費の見直しがポイント。それによって継続的にムダを防いでいきましょう」
そこで、和田さんが固定費の見直しで「ボーナス減の夏」を乗り切る家計の裏ワザを教えてくれた。
【裏ワザ1】電気の契約アンペア数は、無理に下げずに家電を長持ちさせる!