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車中で夫と緊急出産した女性 「成功したのは医療番組のおかげ」

ニュースサイトしらべぇ

(fabianaponzi/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

時間をかけて陣痛が徐々に強くなり、波の間隔も短くなって赤ちゃんがいよいよ下りてくる。これが自然分娩の一般的なプロセスだが、稀には「いきなり」の出産劇を経験してしまう女性もいる。その時、もしも夫と自分の2人しかいなかったら…?


■マイカーの後部座席で出産

英国・リンカンシャー州のスタンフォードで7月18日、ナオミ・ハバードさんという29歳の妊婦が、マイカーの中で赤ちゃんを出産した。

頼れるのは夫ひとりという状況での分娩だったが、その後に運ばれたピーターバラの病院で、母子ともに健康状態は良好と確認。赤ちゃんの体重は3,316グラムであり、ジョージくんと名付けられた。


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■深夜に車を飛ばすも…

当日の早い時間に陣痛が始まり、同じ病院で受診していたハバード夫妻。だが「(分娩は)まだでしょう」と帰され、自宅に戻ったところでナオミさんは破水。陣痛の波がいきなり短い間隔で訪れるようになった。

時刻は午前2時で、深夜の道路は空いていた。夫のジャック・ハバードさん(29)は苦悶するナオミさんを車に乗せ、時速112キロメートルという猛スピードで病院へ向かったという。

■「間に合わない」と観念

激烈な陣痛に加え、赤ちゃんの頭が下りてきた感覚にナオミさんはもう間に合わないと判断。夫に「運転をやめて、分娩に協力してほしい」と告げた。

こうして車の後部座席での出産に挑んだハバード夫妻。ジャックさんが出てきた赤ちゃんの頭と体を受け止め、赤ちゃんの首に絡まっているへその緒をナオミさんがほどき、満を持してカットされたへその緒は、しっかりと結ばれた。


■医療系番組のファンだった

ナオミさんは病院の整形外科に勤務する看護師で、すでに3人の子供がいる。緊急出産はそれらの経験が生きたと考える人は多いだろうが、じつはそうではなかった。

メディアの取材には「看護師ゆえの冷静さは確かにありますが、今回のことは医療ドキュメンタリー番組『One Born Every Minute』シリーズのおかげです。産科病棟の日常を追うこの番組から、お産について多くの知識を得ていました」と語っている。

医療ドキュメンタリー番組はファンが多いからこそシリーズ化もするのだろうが、番組の制作者たちは、放送から得られる知識が実際に役立ったという事実に、大変喜んでいるに違いない。

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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